風邪の声枯れが治らない、それは発声障害の初期かもしれません。

query_builder 2025/05/31
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風邪を引いて声枯れを起こしたのち、


なかなか声枯れが治らない、ということが気になっていませんか?



また、それ以来


声が二重に割れる、ひどいかすれ声(嗄声させい)になる、


声を出していると非常に身体が疲れる、


出だしの声が一瞬出ないことがある、


ことばが言いにくい時がある、


等こういう症状が時々でもあるとしたら、、、発声障害の初期の症状かもしれません。



純粋な声枯れと、発声障害による声枯れは違うのです。




耳鼻咽喉科等の受診の際、ファイバースコープ検査で、


声帯そのものは特に病変がない、(声帯ポリープや声帯結節がない)と

いうことが分かったら、


「発声障害発症」の可能性は高いと言えます。




風邪による声枯れは、声帯の炎症さえ治まれば、話し声も元通りになります。

しかし、発声障害による声枯れ、二重声(声割れ)は、

それが起きたり起きなかったりとムラがあったり、

「話しにくさ」を伴うことがあります。


長引く声枯れは、


発声器官の使い方(機能性)の二次的変化へのサインかもしれないのです。


つまり、生理的な発声からわずかに二次的な運動回路の形成へと

移行したことによって、発声器官に負荷をかけているのです。


例えば、


気管支炎や、咳喘息を起こすほど重い「咳」を長期間するだけで

声帯閉鎖そのものに悪い癖がつくことがあります。


「咳」とは

一瞬喉頭の圧力を高め、声門下の息と同時に声帯を絞ることです。

声帯に息をぶつけることです。


一瞬のどがスッキリする感じがあるのですが、これを頻繫に繰り返したことで

声帯閉鎖の範囲が広がり、強度も上がる状態になります。


この状態で頑張って大声で発声したり、

逆に喉をかばおうと「ささやき声」にして話すことで、

発声の悪習慣が出来てしまうのです。


これが元で

生理的なレベルよりオーバーワーク気味の声帯閉鎖に連動し

無意識に「ことばの付け方」まで徐々に変化することがあるので注意しなければなりません。


鼻腔を含めた声の通り道(声道)における空間の圧力が以前と変化することで、

ことばを連続させていく際に「別の支点を作る」ようになるのです。


それは舌根や軟口蓋の力み、喉頭で一瞬止めた息や、お腹で反動をつけた呼気などです。


長引く声枯れを起こす根本原因を絶ち、身体がラクになる生理的発声に矯正するボイストレーニングは

東京・中野区にある発声治療室レイクラブで体験が出来ます。



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Rei Club有限会社

住所:東京都中野区東中野1-51-1 村上ビル203

電話番号:03-3365-5096

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