構音障害

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構音障害

構音障害の方のためのボイストレーニング

構音障害

「滑舌を良くしたい」「ことばがはっきりと聞こえるようにしたい」「特定のことばの音がひずむ構音障害を治したい」という方は、まずは現在の症状とその原因を見極めることができる体験レッスンにお越しください。言語聴覚士の免許をもつボイストレーナーがマンツーマンでレッスンで行っているため、舌をはじめとする口腔器官がどのようになれば正しく構音できるのか、コツを指導してもらうことができおすすめです。


■声がのどの奥にこもって、明瞭度が低い
■特定のことばが明らかに通常でない響きになる
■声が鼻に抜けてフワ付く
■舌足らずと人から言われたことがある
■文章の語尾や、特定のことばの並びになると言いづらくなる

などでお悩みがある方

構音(舌の動きで子音を作る)障害の問題は、多くは舌に力が入る癖(舌の形状)が関係しており
口腔内を通り抜ける際に、通常とは違ういびつな聴こえ方をします。

構音とは舌の形状や動きにより、母音に子音を付け加えることです。
母音だけの発声にはそれほど問題がないようにみえて、音韻にすると音がいびつになる場合が有ります。
発声(声帯振動・母音発声)の問題と、構音(構音器官、主に舌で子音を付加する)問題は、本来別々の問題なのですが、関連しないわけではないのです。

構音障害の根本原因は舌、喉頭、咽頭等にりきみがあることですが、どうして起こるのかと言えば、母音発声にりきみがあることに起因しているのです。
そのために正常な舌の形を作れず、声色にひずみ(構音障害)が起こっているのです。正しい母音発声ができると、舌にりきみが無くなり、構音(舌の動きで子音を作る)の改善が比較的スムーズにできます。

構音障害の中で多く見られる症状

【側音化構音】
「き」「ち」「し」などの「い」音列に起こりやすく、音色が明らかにくぐもった音になります。口腔内の声の通り道が本来は舌の中央から前歯までに抜けていくはずが、舌の中央にりきみがあるためにふさがれ、頬側に逃げてしまうことに因ります。
たった1回のレッスンで矯正できますが、やはり習慣化するためには少しの期間努力が必要です。またあらゆる音韻の前後の並び具合では、他のことばに出ることもあるため精査が必要です。

【口蓋化構音】
「さ」が「た」に近い音に聞こえたり、「か」がまるで「ら」のように聞こえたりします。
これは舌の真ん中部分を上あご天井(硬口蓋)に押し付けるようにして弾く動きによるもので、やはり舌や咽頭、喉頭にりきみがあることに起因しています。
本来「さ」の「s」は、舌の面と上あご天井(硬口蓋)との狭い間を息がすり抜ける摩擦音なので、硬口蓋に舌は付きません。しかし、舌に力みがある幼少からの癖でそうなってしまうのです。「か」の「k」は、軟口蓋が動き口腔内の空気を小さく破裂させている音で、本来舌の奥の面を硬口蓋にくっつけてはいないのですが、それを付けて弾くようにしている構音動態に癖づいていたりします。


滑舌を良くしたい、ことばがはっきりと聞こえるようにしたい、
特定のことばの音がひずむ構音障害を治したいという方は、
まずは現在の状態、その原因を見極めることができる
言語聴覚士兼ボイストレーナーによる体験レッスン(¥1,000/1h)が必須です。
そして舌をはじめとする口腔器官がどのようになれば正しく構音できるかのコツを指導してもらうことができます。