職場での挨拶や電話・オンライン会議で声が出ないと感じたら

query_builder 2025/02/04
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職場のあいさつが言いにくい声がつまる声がひっかかる


と感じたことはありますか?


あいさつ文や電話応対・接客用語の定型文は、ほとんど母音始まりの音です。

「おはようございます」

「お世話になっております。」

「お電話ありがとうございます」


「いらっしゃいませ」

「ありがとうございました」

「お待たせいたしました」


言いにくさの正体とは、

出だしが母音始まりで、次につながる「は」、「せ」、「り」「ら」音や促音、「ま」等がスムーズにつながらない、という事です。


声がスムーズにつながりながら「声道」に来ていないことを意味します。

これは、

母音始まりの声がすでに通りが悪い発声をしているために、

次の発音を喉の奥のほうで作ってしまいやすくなるのです。


「舌の力み」が高くなると、

発音時に舌が下がるタイミングで発音する癖ができやすくなります。

これは、本来の生理的な発音の逆になるのです。


したがって、声がスムーズにつながらなくなります。



また、

出だしはよくても文の終わりの

「ます」「ました」の声が潰れたようになる声が引っ込んでしまう

ということも感じたことがあるなら、

これも舌の動きが本来の発音の逆タイミングに段々となりやすく

声が外に通りぬけにくくなっている、という事です。


原因は「舌の力み」です。


舌は、口を開けると片面が見えている「筋肉の塊」です。

緊張するとギュッと先端が細くなったり、幅そのものが細長くなったり、

または舌根の位置が下がったりします。


本来は舌本体は緩んでいるのですが、緊張する場面になると

「舌の力み」が起こりやすくなります。


またそれが習慣になって、「舌の力み癖」がついてしまったりすることがあります。

舌の筋肉は口の中の事なので自分でも気づきにくいという点が恐いのです。


「ハッキリと発音しなきゃ」

「大きな声にしなきゃ」

または「小さめの声量にしなきゃ」

「定型文だから言わなきゃ」


など、意識的、無意識的に関わらず、意図的な場面になればなるほど

緊張感は増すものです。


緊張が「舌の力み」として転嫁されると、発声に影響が出てくることがありますので、

早めに専門家のボイストレーニングを受けましょう。


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