機能性発声障害を発症する前のサインを見逃すな

query_builder 2025/01/08
ブログ

機能性発声障害とは、


声帯そのものに病変(声帯ポリープや声帯結節)は無いのに話しづらい・声が出しづらい・と感じる症状の事です。


生活や仕事に頻繫に支障をきたすレベルに進む前に、

発声障害の前段階となる様々なサインがあります。


1・頻繁に声枯れ・声のかすれを感じる


風邪を引いた時の声枯れと違い、

急に声がかすれる・声が二重になったようにガラガラする、という事

が頻繫に起こる場合、


声帯の靱帯部分を超えて強く声帯が閉鎖してきていることを意味します。


2・咳が出やすくなった・のどに異物感がある


のどがチクチクして咳払いを頻繁にしたくなる、という症状は、要注意です。


ずっとタンが絡んで取れない感じがする、という場合も気管支の内壁に慢性的な炎症がある場合があります。


3.ことばによって言いにくさを感じる


ことばが一瞬つっかかる感じがする・途切れる・一瞬ワンテンポ遅れて声になる・という症状は、軽いレベルでも見逃さないでほしいサインです。


それを力で抑え込もうとしたり、出ないように声を低くしたり

と、工夫することは絶対にしないでください。



また、成人後のかみ合わせ矯正や歯並び矯正、呼吸器系の疾患とも関連していることもあります。


4・話していると顎や首元が非常に疲れる


嚙み合わせや歯並びを矯正することにより、かえって下顎に力みが入りやすくなることがあります。


下顎の力みの習慣は、発声障害発症の近道となる原因です。


5・話していると息が苦しい・息が続かない


大きく話さないと声にならないと感じる、


以前に比べて発声中に息が苦しい・息を吸っても吸っても足りない

と感じる場合は、すでに発声障害を発症していると言えます。


身体が二次的な息の支えを作り出している傾向があります。


お腹に力が勝手に入ったり、胸に力みが入ったり、

みぞおち辺りまで反動が来たりすることもあります。


風邪をこじらせ、

咳喘息の発作を発症した後に、気管支への負荷が高まったり、


花粉症でもないのに、ずっと鼻の奥が塞がった感じが取れない、

といった身体感覚も、

発声器官への負荷が生じます。


それらを放置しているうちに、無意識に二次的な発声回路を形成してしまいます。



発声障害の前段階となる様々なサインを見逃さず、

早めに発声専門のボイストレーニングを受けることをお勧めします。


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