発声障害を改善したいなら、一人でボイトレをしないこと

query_builder 2024/11/25
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最近、テレビ番組などでも、「ボイストレーニング」が取り上げられ、

放映されています。


YouTubeでも、有名なボイストレーナーと称する人たちのボイストレーニング方法なども紹介されています。


これらを見て、「自分の声を磨きたい」「もっと声がでるようになりたい」という意欲が湧いてくることはとても良い事です。


しかし、


ボイトレは1人で出来てしまうものなので

むやみに長時間練習したり、

自己判断で頑張りすぎることには、注意が必要です。


昔のような「声をつぶして強くなる」というような考えは本当に危険です。

声は一度「壊れる」と、取り返すことが難しいものです。


形だけ真似てやれたとしても、その出し方が「正しい」か否かは別問題です。


喉頭を固定するような力や、胸を固めるような息の出し方、

声帯そのものや

舌・軟口蓋が力んだ状態でやっても、声は出るのですから。


発声障害に陥った当校に来る生徒さんの中には、元々「声が良く出ていた」のに、


有名なボイストレーナーの元でボイストレーニングを受けたことで、

下顎や喉頭などに力みが入るようになり、発声障害を発症してしまった人もいます。


その人に合った声の出し方というよりも、

とりあえず「強く鳴る声」を良しとする傾向があり、

生徒の発声器官に負荷がかかっていてもそれに気付けない

ボイストレーナーも多いのです。


1人でボイストレーニングをする場合、

自分の身体内部の状態をよく観察しながらやりましょう。

そして練習時間は1時間を超えないようにしましょう。


そして、発声障害の(疑い)症状がある方は、

1人でボイトレをやることはやめたほうがよいでしょう。


習慣になりつつある二次的な発声回路を強化することになり、

かえって弊害になります。


「正しい発声の状態」がどういう感覚か、

どういう声の通りが、身体に負担がないのかを先ずは知ることです。

正しい声の状態を判断できる「耳」を持ったボイストレーナーのレッスンをお勧めします。


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