声がガサガサする・声が割れる・声が二重になる原因とは

query_builder 2024/11/11
ブログ

風邪を引いたときに起こる「声枯れ」とは違う、


話しているとガサガサした(ガラガラ)声になる、


声が割れたように二重になる、といった症状が頻繁に起きるようになったら要注意です。


それは、


発声障害の始まりともいえる症状かもしれません。


舌の根元のほうで「ことばを作る」傾向にある、という事なのです。


舌の根元は喉頭の一番上部の「舌骨」という部分にあたります。


舌骨は、いわゆる「のど仏」の軟骨よりほんの少しだけ上の軟骨です。


ことばを言ってゆく際に舌骨に力がかかるような状態になると

喉頭全体に力がかかることになり、


この喉頭の内側にある「声帯」にも影響を与えてしまうのです。


声帯靱帯が滑らかに波状運動をして「鳴っている」時には

ガラガラ(ガサガサ)した音色は出ません。


声帯に力が加わりながら閉鎖している場合、このなめらかな波状運動が出来なくなります。


左右の声帯が均等ではなく、左右非対称に厚く閉じて、

本来の肉声の鳴りとともに雑音が入り込むのです。


または

レコード針の音飛びのように一瞬途切れたりもします。


そして、


力が加えられた声帯閉鎖に傾くと、

舌の根元のほうで、低いトーンで

「ことば」にしたほうが「言いやすい」傾向になります。


本来は、


息を声にする部分(発声)と、

そこから位置的に離れている舌前方上面とで子音(発音)を付加しながら「ことば」にしてゆくのです。


しかし、

この発声と発音のふたつを近い位置にしたほうがやりやすい、という風に生理的に感じ、


次第にのどの奥で話すような方向に傾いて行ってしまうのです。


早めに声が外に通る「通りの良い声」にして、

「舌の根元の力」が抜けるようなことばの付け方に導いてゆく

ボイストレーニングをお勧めします。


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