特定の「発音」のやりにくさを放置すると発声障害のリスクが

query_builder 2024/10/28
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私達は話す時、

声を出しながら(発声)、

舌や軟口蓋、歯、唇、などで

子音を付加(発音)しながら、語彙をつなげて文章にしてゆきます。



喉の奥からくる声や息が、舌の上の真ん中にまっすぐ通らない時、

何か音がひずんで聞こえます。


この特定の発音の音が、他の音とは違って聞こえることを

「構音障害」といいます。



特に多い構音障害は、

側音化構音と言って、声が頬の片側にもれてしまう現象です。


これらは、「舌の力み」が原因になっていることが多く、

口の周りの筋肉や下顎から徹底的に緩め、

舌を必要以上に緊張させないように、

あまり強く発音しないようにすると、


音の歪みは軽減されます。




しかし、気を付けなければならないのは、


「り」「し」「き」などの

「イの段」が出しにくい、



た行、さ行、は行になると息が抜ける、または

喉が絞まる感じになってしまう


等々、


特定の「発音がしにくい」と感じることです。



これは、発音部分だけではなく、


発声部分にも力みを加えながら発音していることを意味します。

舌の力みだけではなく、

その音だけ、喉でことばの付け方を変えてしまっているのです。


これらが強くなってくると


話している途中に、言いにくい発音が来るとそれを察知して

他の語彙に「言いかえ」てしまったり、



または、声が潰れたようになったり、声色まで変化することが出てきます。


これは、発声障害の種(始まり)と言えます。


「やりづらさ」を感じている場合は、発声障害も入り込んできている状態と考えたほうが良いでしょう。


舌の力みは、軟口蓋の力みを誘発し、声そのものの通りが悪くなります。

しかし、身体は無意識に声が引っ込んだようなところでも発音できるように工夫してしまうのです。


身体はとても器用で、本来はやりにくいはずだったのが

段々と出来るようになり、果てはそのほうがやりやすい、と感じるほど慣れてきてしまうのです。


ですのでまだ「やりにくい」と感じることは、

本来の回路からずれていることを認識出来ているという事なので、良い事なのです。


専門のボイストレーニングレッスンで、正しい発声と発音に戻すことをお勧めします。



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