痙攣性発声障害は「息と声」の根本部分を見直せば改善する

query_builder 2024/09/28
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痙攣性発声障害(の疑い)で、悩んでいる人の多くは、神経系の病気ではなく、

「発声の悪習慣」によって形成された二次的な発声回路の癖です。


一見非常に難解に見えても症状に共通性があります。

それは、ある意味「生理的な現象」であることを物語っています。

身体の使い方によってはそうなる機序があるという事です。


まずは、

「頑張らないと声にならない」

「お腹に力を入れないと声が出ない」

「息を沢山吸わないと息が足りない」といった「こうしなければ」といった考えを全て捨て去る勇気が必要です。


その「頑張っている」ことを止めることで、本来の発声の機能の連携が出てくるのですが、

「頑張る発声」の習慣が当たり前になってしまっているのです。


痙攣性発声障害(の疑い)の症状が出てから長い期間が経っているほど

実に様々な身体の癖が重なっているのが分かります。


当校では

根本的な「息と声」の部分を見直すことで、負の連鎖を断ち切ることを目的としています。


吸い込まれる息がそのまま声になる、という感覚を忘れてしまっているのです。


本来「息が声になる」という部分に頑張る必要などなかったはずです。

頑張らなければ声にならない、という時点ですでにそれは別の運動を挟んでいるのです。


その声帯の邪魔をする運動が「息を吐く」ということです。


「息を吐かなければ声にならないのでは?」とビックリされる方もいるはずです。

実は、「息を吐く」ことは、身体が吸った息に一つ余計な運動支点を挟んでしまい、呼気をそのまま声に変換できなくさせます。


「お腹に力を入れ」たり、「胸が力む」ことも呼気の持続のために別の支点を取っているるから起こることです。

身体が別の支点を取っている限り、本来の吸い込まれた息がそのまま声になる生理的な機能が邪魔されることになるのです。

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