「痙攣性発声障害のためのボイストレーニング」Amazonにて販売中

query_builder 2024/09/26
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痙攣性発声障害」(の疑い)という障害名を耳鼻咽喉科や音声外来ではよく用いますが、本来の「痙攣」と少し意味合いが違うようです。


「声を発する」時に見られる、声帯やその周りの筋に現れる不規則な「引きつり」。それは「痙性」と呼ばれるものです。


声帯に「拮抗する」(相反する)力がかかって、異常な、過度に強い閉鎖が出て、声帯振動が不安定な状態なのです。

つまり、声門に不規則な「息漏れ」が生じているのです。


「過緊張性発声障害」

声帯に「拮抗する」(相反する)力がかかって、異常な、過度に強い閉鎖が出ている状態です。「息漏れ」もしないほど

喉頭内部の圧力の高まりがあり、絞扼感があります。


私の著書「痙攣性発声障害のためのボイストレーニング」は、

どちらのタイプの方でも読み進められます。


「下顎の緩め」「舌の緩め」「声の共鳴(軟口蓋の動き)」などは、

全ての発声障害の改善に有効だからです。


全ての発声障害は「下顎の力み」と、「舌の力み」そして「息の力み」から始まっています。


そして、

それら3つのうちのひとつでも徹底的に小さい力に戻せば、

必然的に他も付き従うようになるのです。


「発声」は、=「感覚」の問題でもあります。


「感覚」は、大きな力に慣れすぎると「感度が下がり」、「鈍く」なります。

鈍った感覚は、大きな刺激(動き)でないと足りない気がして、大きくやりすぎるのです。

しかし、それでは結局、発声器官が疲弊してしまうのです。


大きな力に慣らされた「発声」を、

小さい力でバランスが取れるように仕向けると、それはつまり「感度が良くなる」という事なのです。


感度が良くなると、大きな刺激(動き)がいかに器官に良くないかが判るようになるのです。


私の著書を読みこんだ人達は、正しいボイストレーニングが出来るようになります。


とりあえず時間もかけずに魔法のような一手が欲しいと、

綺麗な声帯への形成手術やボツリヌス注射という対症療法を施しても、

本当の改善にはつながってゆきません。


自分の発声と向き合い、真に自分の声の問題を解決したい方は

ボイストレーニングをお勧めします。


Amazon 本 にて「痙攣性発声障害のためのボイストレーニング」

浅川礼子著書 は販売しております。

現在、当校からの発送はしておりません。

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