かすれ声・声が二重になる症状は発声障害初期、適正なボイトレを

query_builder 2024/09/12
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初期の発声障害の症状には、


ひどいかすれ声になったり(嗄声させい)、


声が割れたように二重になる、ということがあります。

これは「二重声にじゅうせい」といいます。


これらは、声帯靱帯が左右キレイに合わせられていないことを意味しているのです。


声門に隙間があるとわずかに息が漏れます。

そして声になりにくいためカバーしようと、生理的に声帯は強く絞まろうとします。

強く閉めているのに隙間が空いている、という矛盾した状態では、

綺麗な声帯の波状運動が起こらないのです。


また、左右の声帯の高さがわずかにずれて、段差がある状態で閉じていると二重声になったりすることもあります。


これも、要は声帯の合うべきところがきちんと合わせられていないことに起因します。


風邪を引いたり、アレルギー症状などで声帯がむくみ、声が枯れるのとは違います。


声が割れるのは「声の出し方」「ことばの付け方」を見直したほうが良いかもしれません。



そこで、通常の歌唱系ボイストレーニングでは、


「腹式呼吸が大事です」と言い続けて「もっと息を深く吸え」だとか

「もっと息をのせるように吐け」とか、そこからになります。


しかし、それをすると喉頭に力みが入ったり

胸に力みが入ったりすることが多いのです。


声そのものが健康で、発声に癖がないまっさらな状態ならそれも良いのですが、


発声障害の初期には弊害になってしまうことがあります。


「適正」なボイストレーニングを的確に施せば回復も早いのですが、


無料の動画や様々な情報を見て独断で独自にやることで、かえって二次的回路の悪習慣が付くこともあります。


嗄声や二重声は発声障害の初期症状です。

声帯の閉鎖の仕方に癖がついてしまった状態です。

癖がもはやついた状態でいくら通常のボイストレーニングを繰り返しても、悪循環になります。


放置せず、

発声障害に対して効果のあるボイストレーニングを学ぶこと、知ることが一番の早道です。


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