痙攣性発声障害は「身体の生活習慣」を見直すことで治せる

query_builder 2024/08/23
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痙攣性発声障害(の疑い)」という診断名をもらっても、決して絶望することはありません。


痙攣性発声障害も、機能性発声障害のうちの一つです。


所見にて声帯結節や声帯ポリープなどがないのに「発声しにくい」、

または「ことばが言いにくい」という症状があることを指している

「障害名」に過ぎません。


それは発声器官、および呼吸との関連における「使い方」「働かせ方」「連動性」の問題であり、


意識的な発声時に「身体の使い方に二次的な癖がついてしまった」、ということを意味しています。


要は、「生活習慣病」に近いと思ったほうがよいと思います。


発声障害は、「自分の発声器官に対して、余分な力みをかける習慣」が招いて起こっている生理的な現象なのです。

「痙攣性発声障害は治らない病気なのだ」、という医者のいうことを鵜呑みにして、

何も身体のケアや、ボイストレーニングを怠っていると、

結局なにも改善しない、という状態に落ち着いているのです。



そんな「治らない信仰」を捨て、

手術やボツリヌス注射などの対症療法、他力本願ではなく、


「自分の発声の悪習慣を変えるんだ」という強い意志を持った方は

必ず、改善の道を歩んでゆきます。


ここ発声治療室レイクラブでは


「痙攣性発声障害(の疑い)」様の症状が、


ボイストレーニングの経過によって影をひそめてゆき、

ついには

発症前とほとんど変わらない状態になっていくのを、

日々目の当たりにしています。


改善した方は必ず、自校のボイストレーニングの他にも、身体全体のケアも行っています。


身体内部も、加齢や習慣によって変化します。

発声は「呼吸器官」と直接関連があるからです。


浅くなった呼吸は、発声に悪影響を及ぼし、それにより

「ことばの付け方」の悪習慣が付くこともあります。


鍼灸治療や、信頼できる整体、軽い運動なども取り入れ

身体全体の機能向上を図ることが、


ボイストレーニングと同じくらい

発声改善にとって大切なことなのです。



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