過緊張性発声障害の治し方の手順

query_builder 2024/08/10
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過緊張性発声障害の特徴は、


こもった苦しそうな声質に聞こえることです。

少し長いフレーズになってくるとより顕著になります。


過緊張性発声障害の場合、


まず、口を少し開けて鼻で笑うようなイメージをして

息を口と鼻両方で息の引きを素早く行いながら、


少しいつもより高いトーンで鼻で笑ってみてください。


すると、

笑い声がスっと出ることがわかるでしょう。


「発声」とは、ことばを言う、という以前に息そのものが声に変換されることです。


ビックリした時などに大きな声が思わず出てしまうように、

何も息の準備をしないほうが「声が出る」ことがあります。


声帯は意志を持って閉じるものではなく、

息の出入りによって反射的に開閉をするものなのです。


話しだす際に、大きく息を吸ったり、お腹に力を入れる、

喉で息を吐く準備をするなどの習慣が繰り返されると、

それだけで、声帯が強く閉まりすぎるようになります。


また、声帯はノドぼとけ内にあるのは知識的に誰でも知っていますが、

実際は声をノドぼとけの高さで作るイメージをするだけでも

声帯下部を広く絞ってしまうような感じになります。


先ほどの「鼻で笑う」イメージをするほうが、

声帯は正しい位置でよい加減で「勝手に」閉じているのです。


このように、


過緊張性発声障害の改善の第一歩は、

声帯はしっかり閉じるもの、という感覚を変えることから始めます。


また、

過緊張性発声障害の特徴として、「子音」を付加する位置が

やはりノドぼとけのあたりになることです。


すると、

舌根が下がって支点にするような状態で動かす状態になるのです。


これでは、ことばが連結していくほど喉頭に力が入り込んできます。

このように、

「子音」の付加することにも「力で舌を動かす」という感じになってしまいます。


過緊張性発声障害の改善の手順は、


まずは、声を発する位置のイメージを変えること、

そして、「ことば」にしていく際に喉に支点を作らないことです。



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