甲状軟骨Ⅱ型形成術後からのボイストレーニングレッスン

query_builder 2024/07/22
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現在オンラインレッスンにてトレーニングを笑顔で受けている

岐阜県在住のTさん(40代 女性)が、

当校にいらっしゃったのは2018年の暮れのことでした。


その3年前に痙攣性発声障害を発症、


京都の某有名な音声外来のある病院で「甲状軟骨Ⅱ型形成術」を受けたものの、

やはり話し始めの声のつまり、声が出にくい、日によって声の調子が良くないという事でいらっしゃったのでした。


それから必ず月2回コンスタントにレッスンを続け、

今年で6年目になるTさん。


はっきり言って「甲状軟骨Ⅱ型形成術」をしたとも思えないほど、

一般の方よりも明らかに声の響き、声の通りが良く、声量もあり、

ことばも明瞭でなめらかです。


これまでのTさんの発声改善の軌跡を思いだしました。


声帯が生理的強度よりも強く閉まっていた初めの頃、

声のトーンは低く、喉の奥で蓋をされて鳴っているようでした。


それが、

声が正しく外界に通っていく感覚と共鳴を知り、それにより

「声が通る」ようになったのです。


また、力みの強かった「舌」のせいで、子音を付加する際、


舌根がさらに力んでしまうという習慣があったのですが、

それを矯正する術を身に着け、息抜けしなくなりました。


発声中でも、舌が口内で正しい位置と高さと形状をキープできるように

なったのです。


文章を音読することさえも厳しかったTさんでした。

しかし、


実際昨年から会社の内部構造改革のための選抜メンバーに大抜擢され、


今年はさらに

社内の「リーダー研修」という一連のプロジェクトの「講師」を依頼されるようになりました。


「無事終わりました!」

と嬉しそうに報告をしてくれたTさん。


「まさか自分が人前で話す講師が出来るようになるとは思いませんでした。」


「いえいえ、Tさん自身がコンスタントにコツコツと、ボイストレーニングレッスンしてきて身に着けた結果ですよ。」と私は言いました。


Tさんは、


「これからもボイストレーニングレッスンを続け、もっともっと良くしていきたいです!」と、


パソコン画面の向こうで満面の笑顔でした。



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