今、若い人に けいれん性発声障害の症状を訴える方が増えています。ハイトーンな歌声への憧れから、無理に高いキーでカラオケを長時間歌ったりすることや、
かわいい高い声、いわゆるアニメ声がもてはやされる風潮のためか普段からその声を真似ている、
または仕事上、高めの大きな声を要求される職場にいたり、
元々過緊張気味に声帯をきつく閉じる癖のある方がストレス環境に置かれた場合など、
声帯に意図的な負荷をかけ続けた結果
ある日突然、思った通りに声が出せない、
と感じる症状が出て来るのです。
けいれん性発声障害は長期間の 発声の悪習慣 がたたり、声帯の動きをつかさどる筋バランスが崩れ、もはやコントロールを失ってしまった状態です。声帯は、様々な動きの異なる筋肉が働く共同体です。本来ならこれらはバランスを取って声帯を閉鎖して振動し、音響学的な「声」 に変換されます。
声帯筋を閉じるための筋(外側輪状披裂筋、横披裂筋)、
声帯を開けるためだけに働く筋(後輪状披裂筋)、
声帯を短く緊張させる筋(甲状披裂筋)
これらの動き方の違う筋が、一同に働き、話したり、歌ったりしているのです。すごいですね。
また声帯をつかさどる神経は枝分かれしています。
意図的な力を声帯にかけ続けたことよって、本来働くべき筋指令のバランスが極端に悪くなり、時に筋指令が混乱し、誤作動を起こす、
これが けいれん性発声障害の症状を引き起こす、と私は考えています。
また、発声の原動力である吐く息(すなわち呼気)との連動性は重要です。
もともと胸郭を持ち上げて行う胸式呼吸の人は、
過緊張気味の発声になっています。
話すために必要な吐く息の調節を喉頭の力で行いながら発声するため、呼気が使えず力みやすいのです。
腹式呼吸が発声時に良いのはなぜかというと、
安定した呼気の持続は横隔膜を支える呼吸筋により行い、喉頭に負担をかけないため、より少ない力で声帯を閉じることができるからです。
さらに、ことばにするための舌との関連性もあると私は考えます。
舌の根元がついている舌骨に繋がっている喉頭筋にも(舌骨上筋群、舌骨化筋群)とがあります。
これらの喉頭の筋が非常に凝っていることが発声障害の方におおく見られます。
外喉頭の凝りにより舌骨の柔軟な動きが制限され、これにより声帯により大きな力みが必要になることも考えられるのです。
このように、
けいれん性発声障害 とは、非常に複雑な要因が絡み合っており、症状は本当に人によって様々です。
ですので、主に歌唱のためや話し方スクールで 型にはまったボイストレーニングを繰り返して良くなるものではありません。
発声治療室レイクラブは、医療国家資格
言語聴覚士免許を持った経験豊かなボイストレーナーが、
その人ごとにあった最良の進め方で、マンツーマントレーニングを行います。
けいれん性発声障害 に長年お悩みのかた、
どこへ行っても症状が改善しなかった方、
ぜひ一度、発声治療室レイクラブの体験レッスン(\1000)を行い、改善の糸口を見つけましょう。
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