声優を目指すなら、ずば抜けた演技力が求められます。声優とは姿をみせずに、声だけでリアリティーを醸し出すプロなのですから。
今、声優事務所の所属オーディションや、進級審査、入所試験などなど、次なるステージへの進退を決められてしまう季節になってきました。
写真の生徒さんY・K君も、所属オーディションを前に、
ホンモノの発声を身に着けなければ真の演技がセリフに反映できないと気付き、レイクラブに来ました。
ある日の発声矯正訓練時に、Y・K君が
「今、のどにぐっと力が入ったのが判りました。」といいます。
私も判ったので「そうだね、今、声の音色が急に変わってしまったのが判ったね、急に声量も小さくなるし、固い響いていない音色だね」と言いました。
今まで無意識だった発声時の身体内部の感覚が自分で判るようになる、これもレイクラブメソッドの特徴です。
Y・K君はもともと低音域がよく響く声質ですが、中・高音域になると喉頭周りに力が入り、喉頭が後ろに引かれてしまう癖があったのです。
私は訓練中よく例え話をするのですが、「握った風鈴」もその一つです。
「風鈴は風を受けて遠くまでよく響くよね?それを手で握ったと想像してご覧、カチカチと鳴るけれど、固い音で、きれいに鳴り響かないよね。これが力の入った状態の感じかな。」
呼気の抵抗を程よく受けた、正しい声帯閉鎖振動音は「有響性の音質」ですが、のどに力が入った状態、すなわち声帯そのもや仮声帯などをぐっと固めた状態での声帯振動音は「固体音のような音質」になります。
4か月でY・K君は中・高音域の声の音色が「固体音」のような響きにならない身体の使い方をマスターしました。
それは「呼気圧を利用した発声法」で、特に中・高音域で顕著に楽になります。また、低音域も今まで以上に響き、全ての音域が統一してコントロールできるようになります。
これは、発声改善をすると分かってくる身体の使い方なのですが、それを身体でマスターしない時には今まで使ったことない身体の使い方なのですから、分からないのは当然です。
Y・K君も「発声が変化し、だいぶんラクになったのが自分でもわかります。」とのこと。
中高音域をのどに力を入れることで出す発声から抜け出し、呼気圧を利用でき、低音域、中音域、高音域が境目なく「有響性の音質」に変化したことで、彼のセリフはますます磨きがかかり、迫真のセリフ回し、表現が出来るようになってきました。
また、発声が改善したことで咽頭腔も広がり、ボイスサンプル録音時のリップノイズや吸気時のノイズが無くなり、よりクリアーな音質になりました。
所属オーディションの朗報、お待ちしています!
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
☆「いいね!」や「ツイートする」ボタンより是非コメントやご感想をお願い致します☆
*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…
ReiClub
http://www.reivoitre.jp/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
住所:東京都中野区東中野3-8-5 遠田ビルB1
TEL:03-3365-5096
----------------------------------------
Facebook:
http://goo.gl/J2zT3M
Twitter:
http://goo.gl/lOcQ3Z
mixi:
http://goo.gl/EXsjJ0
アメブロ:
http://goo.gl/9MBNsj
*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆