発声障害は発声の二次的な癖、矯正できます
2019/03/11
発声障害は発声の二次的な癖、矯正できます

痙攣性発声障害、過緊張性発声障害、
発声ジストニア、失声症、機能性発声障害、吃音、など、
声帯自体に異常がないのになめらかに話せない症状につく診断名にはいろいろあります。
症状の特徴を型にあてはめ診断名をつけ、
「病気」と認定されても、医療現場をさまよい続ける発声障害難民のなんと多い事でしょう。
発声の根本的な構造や仕組み、性質を
経験的に理解し、発声の繊細さを熟知して
音声訓練を行えるところが少ないからです。
発声障害は全て、
発声に関連する器官の力み、
その力み癖によって稼働時に
位置や形状のゆがみ、
が起こっているのです。
その最も根本原因になっているのが
「舌の力み」です。
この「舌の力み」は全く自分では気づけません。
力を入れていることが自覚的にはなかなか感じられないのです。
ゆえに、「舌を力ませながら発声する」
という状態で、大きな声(意識して出す声)
を出す際、癖づけてしまうのです。
しかしこれにより舌の根元にある喉頭を固定するため声帯が強く閉まるので「良い鳴りの声が出た」と本人は思ってしまうのです。
「なぜか話しづらい」と気付いた時には、もう
「舌を力ませながら声を出す」二次的な運動回路が出来上がっているのです。
そして、この状態からさらに「ことば」を連続して話すときには、
「息を止める」か、
「息を強く吐き出す」のどちらかの状態で話すしかありません。
なぜなら人間の脳神経(首から上の運動をつかさどる)は、2つ以上の事を同時に続けることはなかなか困難だからです。
「息を止めて」やれば「過緊張性発声障害」の傾向になり、
「息を強く吐きながら」やれば「痙攣性発声障害」の様相になります。
また、舌本来の自由な三次元的動きが力みによって制限されると、
下顎を狭く固定したり、口輪筋を力ませたりする傾向も出てきます。
こうすることで舌の動きを代償的にカバーするのです。
そして、さらに厄介なのが、
軟口蓋(喉ちんこの周りの柔らかい筋膜)まで力むようになることです。
これにより軟口蓋が常に下がるようになり、声が口腔に抜けず、こもった声になります。
このように、発声障害は同じような機序で出来上がってゆくのです。
通常、「発声」やことばの習得は、私たちに生来備わっている機能で、3~4歳までにはある程度
聴覚の発達によって自然に身についているものです。
6歳までまだ声帯や舌の動きによる構音(構音)が不完全でいわゆる「幼児性嗄声(声枯れ)」や「幼児言葉」になっていてもそれは全く自然なことなのです。
しかし、
就学期に入り、
自意識の高まりに伴う対人緊張や
きちんと話そう、とする意識、
大きな声や高い声を頻繁に出すことが多い場合などに
発声器官の力み(主に舌の力み)が二次的に起こってくるのです。
さらに思春期には、
自分の声自体を操作しようとしたり
意識的に緊張する場面であればあるほど、
「発声器官の力み」が付加されてしまう事があります。
発声治療室レイクラブには
大学4年生になって、アルバイトで声を意識的に出すようになって発声障害を発症し、就活が不安になってくるケースが多く見られます。または高校生くらいから部活で大声を出しすぎて発症するケースも見られます。
また
声優、俳優、歌手、アナウンサーなどの声を意識的に使う職業の方も多いのですが、
圧倒的に多いのがビジネスパーソンです。
「きちんと話そう」とするあまり「発声器官に力み」を加えてしまうのです。これが二次的な「発声の癖」を形成してしまうのです。
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発声ジストニア、失声症、機能性発声障害、吃音、など、
声帯自体に異常がないのになめらかに話せない症状につく診断名にはいろいろあります。
症状の特徴を型にあてはめ診断名をつけ、
「病気」と認定されても、医療現場をさまよい続ける発声障害難民のなんと多い事でしょう。
発声の根本的な構造や仕組み、性質を
経験的に理解し、発声の繊細さを熟知して
音声訓練を行えるところが少ないからです。
発声障害は全て、
発声に関連する器官の力み、
その力み癖によって稼働時に
位置や形状のゆがみ、
が起こっているのです。
その最も根本原因になっているのが
「舌の力み」です。
この「舌の力み」は全く自分では気づけません。
力を入れていることが自覚的にはなかなか感じられないのです。
ゆえに、「舌を力ませながら発声する」
という状態で、大きな声(意識して出す声)
を出す際、癖づけてしまうのです。
しかしこれにより舌の根元にある喉頭を固定するため声帯が強く閉まるので「良い鳴りの声が出た」と本人は思ってしまうのです。
「なぜか話しづらい」と気付いた時には、もう
「舌を力ませながら声を出す」二次的な運動回路が出来上がっているのです。
そして、この状態からさらに「ことば」を連続して話すときには、
「息を止める」か、
「息を強く吐き出す」のどちらかの状態で話すしかありません。
なぜなら人間の脳神経(首から上の運動をつかさどる)は、2つ以上の事を同時に続けることはなかなか困難だからです。
「息を止めて」やれば「過緊張性発声障害」の傾向になり、
「息を強く吐きながら」やれば「痙攣性発声障害」の様相になります。
また、舌本来の自由な三次元的動きが力みによって制限されると、
下顎を狭く固定したり、口輪筋を力ませたりする傾向も出てきます。
こうすることで舌の動きを代償的にカバーするのです。
そして、さらに厄介なのが、
軟口蓋(喉ちんこの周りの柔らかい筋膜)まで力むようになることです。
これにより軟口蓋が常に下がるようになり、声が口腔に抜けず、こもった声になります。
このように、発声障害は同じような機序で出来上がってゆくのです。
通常、「発声」やことばの習得は、私たちに生来備わっている機能で、3~4歳までにはある程度
聴覚の発達によって自然に身についているものです。
6歳までまだ声帯や舌の動きによる構音(構音)が不完全でいわゆる「幼児性嗄声(声枯れ)」や「幼児言葉」になっていてもそれは全く自然なことなのです。
しかし、
就学期に入り、
自意識の高まりに伴う対人緊張や
きちんと話そう、とする意識、
大きな声や高い声を頻繁に出すことが多い場合などに
発声器官の力み(主に舌の力み)が二次的に起こってくるのです。
さらに思春期には、
自分の声自体を操作しようとしたり
意識的に緊張する場面であればあるほど、
「発声器官の力み」が付加されてしまう事があります。
発声治療室レイクラブには
大学4年生になって、アルバイトで声を意識的に出すようになって発声障害を発症し、就活が不安になってくるケースが多く見られます。または高校生くらいから部活で大声を出しすぎて発症するケースも見られます。
また
声優、俳優、歌手、アナウンサーなどの声を意識的に使う職業の方も多いのですが、
圧倒的に多いのがビジネスパーソンです。
「きちんと話そう」とするあまり「発声器官に力み」を加えてしまうのです。これが二次的な「発声の癖」を形成してしまうのです。
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