痙攣性発声障害の原因解明!舌の緊張が元
2016/06/17
痙攣性発声障害の原因解明!舌の緊張が元
痙攣性発声障害の原因が分かってきました。
原因不明の難病ではありません。こころの病気でもありません。
発声障害のはじまりは全て、
舌の緊張 だったのです。
なぜ舌の緊張が発声障害につながるのか?
それは簡単です。私達の発声器官(喉頭という枠組み)の構造に理由があったのです。
舌は筋肉のかたまりなので力が入りやすく、
その舌の根本が付いている骨、「舌骨」を過度に固定(ロック)してしまう
ことが、その下方にある声帯閉鎖の状態(声帯の合わせ方)に変な癖をつけてしまうのです。
要は、のど(喉頭)の構造
舌~舌骨~のど仏(内側に声帯)
というものが、互いに繋がっている構造になっているために、
声帯の上部に位置している
「舌~舌骨 の過度な固定」が、
下方気管の内側にある
「柔らかい粘膜&筋肉である声帯の動き」を
本来とは違う不自然な状態にしてしまうのです。
のど(=喉頭)という舌~舌骨を含む一連の枠組みが、がちがちに固められた状態だと、気管上部内壁にある柔らかい声帯は生理的により強く閉じてしまうのです。
臨床していてわかることがあります。
舌・舌骨の過度の固定によって、喉頭の位置が本来より高く奥に引っ込んでいたり、または過度に下がりすぎていたり、それが声帯の水平度や傾斜度を微妙に変化させていると考えられます。
そして、鳴りにくくなった声帯を合わせるために声帯閉鎖の強度を本来よりも強くし、息を勢いよく吐くために
声帯閉鎖の状態がいびつになっていることがわかります。
声帯の合わせ方に癖が出来ているのです。これは聴覚的に判断できます。驚くほど不自然な声帯振動になっています。
本来声帯閉鎖は強すぎずに触れ合うぐらいで、気管から吹き上がってくる呼気を受けるだけでシンプルに出来ていたのです。
しかし、舌や舌骨への力みを間に挟み込んでから強く発声する、ワン動作を挟むように癖づいてしまうのです。
これが、声の不安定さにつながっているのです。
もはや舌や舌骨の固定の力加減ひとつに頼っているのですから、声をコントロールしにくい状態になります。
声帯自体の均一な振動状態が得られなくなってくるのです。
声帯の合わせ方に癖があることで、声帯が一定で均一な呼気圧を持続的に受けて振動し続けられなくなります。
よって安定的な有響性(しっかりと声が鳴っている状態)が得にくくなります。これが声の揺れになっているのです。
また、声帯閉鎖の手前に
舌や舌骨の固定の力を挟み込む時間を要するわけですから、呼気(吐く息)とのタイミングもずれてきます。
舌骨が持ち上がった瞬間声帯も今までの癖のある強い合わせ方になります。
これが出だしがつまりやすい原因です。
そこで生理的に喉頭全体の空間を狭め、喉頭全体を力で固定し、強く息を吐くようになってきます。この方が声を安定的に出せる感覚になります。
これが過緊張性発声障害 の様相です。
そして、呼気漏れが大きくなると、痙攣性発声障害の様相を呈するようになります。
そして、臨床していて分かることなのですが、
声帯の合わせ方に癖
があることに加えて、
声帯が一定の呼気圧を持続的に受けながら振動し続けられないために、舌根で弾くように構音(ことばにする)するようになり、
構音障害の様相を呈している
ことが分かってきました。
本来は舌はゆるんで舌の前方の方に構音点(舌と硬口蓋の接点)があるのですが、
それが舌、喉頭の力みの為にずいぶん奥になってしまっているのです。喉頭摩擦音、喉頭破裂音に近い聴覚的印象です。
もはや、二重の癖によって、ひとつひとつ個別に随意的に行いながら、ことばを出さなくてはならなくなっているのです。
これがことばの滑らかさを無くしている原因です。
声帯の合わせと、ことばをつくる作業をそれぞれやらなくてはならなくなり、ひとつひとつのことばを必死に出すといった大変な作業になるのです。
そこにさらに呼気を安定的に調節するということまで至らないわけです。呼気を止めるか、吐きすぎるかになってしまう。脳の随意的な指令が、調節できなくなるのも当然です。たとえば、人間の注意力が、こっちに気を取られるとこっちがおろそかになるのと同じです。
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発声障害のはじまりは全て、
舌の緊張 だったのです。
なぜ舌の緊張が発声障害につながるのか?
それは簡単です。私達の発声器官(喉頭という枠組み)の構造に理由があったのです。
舌は筋肉のかたまりなので力が入りやすく、
その舌の根本が付いている骨、「舌骨」を過度に固定(ロック)してしまう
ことが、その下方にある声帯閉鎖の状態(声帯の合わせ方)に変な癖をつけてしまうのです。
要は、のど(喉頭)の構造
舌~舌骨~のど仏(内側に声帯)
というものが、互いに繋がっている構造になっているために、
声帯の上部に位置している
「舌~舌骨 の過度な固定」が、
下方気管の内側にある
「柔らかい粘膜&筋肉である声帯の動き」を
本来とは違う不自然な状態にしてしまうのです。
のど(=喉頭)という舌~舌骨を含む一連の枠組みが、がちがちに固められた状態だと、気管上部内壁にある柔らかい声帯は生理的により強く閉じてしまうのです。
臨床していてわかることがあります。
舌・舌骨の過度の固定によって、喉頭の位置が本来より高く奥に引っ込んでいたり、または過度に下がりすぎていたり、それが声帯の水平度や傾斜度を微妙に変化させていると考えられます。
そして、鳴りにくくなった声帯を合わせるために声帯閉鎖の強度を本来よりも強くし、息を勢いよく吐くために
声帯閉鎖の状態がいびつになっていることがわかります。
声帯の合わせ方に癖が出来ているのです。これは聴覚的に判断できます。驚くほど不自然な声帯振動になっています。
本来声帯閉鎖は強すぎずに触れ合うぐらいで、気管から吹き上がってくる呼気を受けるだけでシンプルに出来ていたのです。
しかし、舌や舌骨への力みを間に挟み込んでから強く発声する、ワン動作を挟むように癖づいてしまうのです。
これが、声の不安定さにつながっているのです。
もはや舌や舌骨の固定の力加減ひとつに頼っているのですから、声をコントロールしにくい状態になります。
声帯自体の均一な振動状態が得られなくなってくるのです。
声帯の合わせ方に癖があることで、声帯が一定で均一な呼気圧を持続的に受けて振動し続けられなくなります。
よって安定的な有響性(しっかりと声が鳴っている状態)が得にくくなります。これが声の揺れになっているのです。
また、声帯閉鎖の手前に
舌や舌骨の固定の力を挟み込む時間を要するわけですから、呼気(吐く息)とのタイミングもずれてきます。
舌骨が持ち上がった瞬間声帯も今までの癖のある強い合わせ方になります。
これが出だしがつまりやすい原因です。
そこで生理的に喉頭全体の空間を狭め、喉頭全体を力で固定し、強く息を吐くようになってきます。この方が声を安定的に出せる感覚になります。
これが過緊張性発声障害 の様相です。
そして、呼気漏れが大きくなると、痙攣性発声障害の様相を呈するようになります。
そして、臨床していて分かることなのですが、
声帯の合わせ方に癖
があることに加えて、
声帯が一定の呼気圧を持続的に受けながら振動し続けられないために、舌根で弾くように構音(ことばにする)するようになり、
構音障害の様相を呈している
ことが分かってきました。
本来は舌はゆるんで舌の前方の方に構音点(舌と硬口蓋の接点)があるのですが、
それが舌、喉頭の力みの為にずいぶん奥になってしまっているのです。喉頭摩擦音、喉頭破裂音に近い聴覚的印象です。
もはや、二重の癖によって、ひとつひとつ個別に随意的に行いながら、ことばを出さなくてはならなくなっているのです。
これがことばの滑らかさを無くしている原因です。
声帯の合わせと、ことばをつくる作業をそれぞれやらなくてはならなくなり、ひとつひとつのことばを必死に出すといった大変な作業になるのです。
そこにさらに呼気を安定的に調節するということまで至らないわけです。呼気を止めるか、吐きすぎるかになってしまう。脳の随意的な指令が、調節できなくなるのも当然です。たとえば、人間の注意力が、こっちに気を取られるとこっちがおろそかになるのと同じです。
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