痙攣性発声障害の原因は舌の緊張・アゴ・舌骨を固めること
2016/05/27
痙攣性発声障害の原因は舌の緊張・アゴ・舌骨を固めること

今、痙攣性発声障害を訴える方が急増しています。
この痙攣性発声障害はもはや珍しい障害ではありません。
発声が弱いままに、声を酷使してしまい、
発症してしまうのです。
早い人は高校生から発症するケースもあります。
声の酷使から半年~2年位で発症にいたることもあります。
クラブ活動やスポーツの応援、普段の日常的シーンでの声の張り上げ、歌いすぎ、接客業務、テレフォンオペレーターの仕事、
また大声でなくとも、会社業務内での業務、長年「高めの声」で受付や電話応対をしていただけでも発症する人が増えています。
痙攣性発声障害はもはや、誰しもが陥る可能性がある、身近な障害なのです。
「痙攣性発声障害」という障害名も最近は幅広く使われています。声帯には異常がないのに、声のつまり、とぎれ、震え、声の抜け落ちなどの症状があることを指しています。
しかし、あくまでも「痙攣性発声障害の疑い」です。
結局、確定診断などつかないのが現状です。
病院や耳鼻咽喉科では「脳神経の病気(ジストニア)」とする説がありますが、それが本当の原因の人はまれ中のまれだと言えます。
発声障害の方の臨床を行ってきて見えてきたことがあります。
ほとんどの方は、
機能性発声障害です。
過緊張性発声障害も痙攣性発声障害も、
全て大きいくくりで言えば機能性発声障害です。
実際、声帯に何の問題も無いのですから。
発声の悪習慣による機能性の問題です。
この発声障害の原因は、ズバリ、
舌の緊張(収縮)から始まっています。
舌は筋肉の塊りですし、脳の純粋な運動指令が最も容易です。力が入りやすい器官です。
続いて舌の緊張により、舌骨が過度にロック(固定)された状態になります。
すなわち喉頭を固めた状態になります。
そしてこの喉頭に力みが入った状態(舌骨をロックした状態)は、生理的に
声帯閉鎖を通常より強く行ってしまいます。
声帯の上方に強い力の狭めがあるのですから、下方にある径が細い声帯は生理的に強く閉鎖されます。
しかしこの方が、
高い声、
音色をつけた声が作りやすく感じるのです。
そして、声帯はこの過大な力に慣らされてゆきます。もはや、自然な少ない呼気だけで声帯を鳴らせず、意図的に
たくさん息を強く吐くようになります。
舌骨の固定を介しながら、過度な呼気、強い声帯閉鎖による発声運動が習慣化されます。
ここで問題なのは、発声障害の方は発声出だしに息を強く吐きすぎる傾向があることです。
言うなれば、呼気を調節する機能(息をゆっくり少しずつ長く吐く呼吸調節)が、発声運動と乖離してしまっているのです。
一音一音の音韻が明瞭に声になる発声運動と、呼気運動とが身体的に結びついていない、バラバラになっているということなのです。
これでは非常に身体的に負担が大きく、長時間話していると疲労してしまうのは当然です。
過緊張性発声障害も痙攣性発声障害も呼吸と発声の乖離と言う点では同じことが起こっています。
また、過緊張性発声障害も痙攣性発声障害も、発声の開始時に
舌の緊張、舌骨が過度にロック(固定)された状態が入り込んでしまうという点では同じです。
緊張性発声障害も痙攣性発声障害も、声帯自体には何の問題もないのですが、もはや少ない呼気と喉頭のロック無しでは鳴らせない筋指令が習慣化するのです。
発声運動開始とほぼ同時に
舌の緊張、あごを固める、舌骨を固める、という作業にひと手間介するような運動神経回路が癖づいてしまっているのです。
どうしてもこの舌の緊張、あごを固める、舌骨を固める、という作業のコントロールに削がれて、声帯振動の安定さがおろそかにならざるを得ないのは当然です。上の力の調節度によって声帯は強く閉まりすぎたり弱すぎたり、逆に開いてしまったりします。
初期ではこのやり方が高めの声がコントロールしやすく感じます。しかし、次第にこの舌の緊張、あごを固める、舌骨を固める、という面倒な作業を介した発声しているがゆえに、声帯閉鎖の状態が非常に不安定になっていくのです。
そして、「昔、自分がどんな風に発声していたか完全に忘れてしまった。」とみなさん口々におっしゃります。
そうです、脳はこの運動の仕方に完全に慣らされてしまっています。一つ一つボトムアップ式に自分のやり方を踏まえて声を出す、という習慣になっているのです。
逆に呼吸や、声帯のことや、ことばのことなど全く考えなくても良かったころは何がどうなっていたのでしょう?
それは、呼吸もそれぞれの発声器官の機能も
全てが同時にバランスよく、身体のどこにも力みなく並行して連動して起こっていて、声になっていたのです。
身体の余分な力みが無ければ、幼子のように何も考えずに声を生成できる運動能力がすでに私たちにはあるのですから。
発声障害に悩んでいる方、大丈夫です。
あなたが本当に発声障害を治したいと思っていて、
通常の言語能力と理解力があれば、
今の発声運動記憶を正しい方向へと書き換えることができます。
発声治療室レイクラブでは、分かりやすく誰もが理解できるように考えられたメソッドがあります。
実際、発声障害を劇的に改善できたすべての方々は、レイクラブメソッドを難しいと感じたか、の質問に「全然難しくなかった」と答えています。
まず、真に発声について正しく理解することが、脳のトップダウン式で身体へ運動指令できる近道です。
この際、身についてしまった悪い発声習慣など全て捨てて、発声障害に二度とならない確固たるやり方を習慣づけてしまいましょう。
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発声が弱いままに、声を酷使してしまい、
発症してしまうのです。
早い人は高校生から発症するケースもあります。
声の酷使から半年~2年位で発症にいたることもあります。
クラブ活動やスポーツの応援、普段の日常的シーンでの声の張り上げ、歌いすぎ、接客業務、テレフォンオペレーターの仕事、
また大声でなくとも、会社業務内での業務、長年「高めの声」で受付や電話応対をしていただけでも発症する人が増えています。
痙攣性発声障害はもはや、誰しもが陥る可能性がある、身近な障害なのです。
「痙攣性発声障害」という障害名も最近は幅広く使われています。声帯には異常がないのに、声のつまり、とぎれ、震え、声の抜け落ちなどの症状があることを指しています。
しかし、あくまでも「痙攣性発声障害の疑い」です。
結局、確定診断などつかないのが現状です。
病院や耳鼻咽喉科では「脳神経の病気(ジストニア)」とする説がありますが、それが本当の原因の人はまれ中のまれだと言えます。
発声障害の方の臨床を行ってきて見えてきたことがあります。
ほとんどの方は、
機能性発声障害です。
過緊張性発声障害も痙攣性発声障害も、
全て大きいくくりで言えば機能性発声障害です。
実際、声帯に何の問題も無いのですから。
発声の悪習慣による機能性の問題です。
この発声障害の原因は、ズバリ、
舌の緊張(収縮)から始まっています。
舌は筋肉の塊りですし、脳の純粋な運動指令が最も容易です。力が入りやすい器官です。
続いて舌の緊張により、舌骨が過度にロック(固定)された状態になります。
すなわち喉頭を固めた状態になります。
そしてこの喉頭に力みが入った状態(舌骨をロックした状態)は、生理的に
声帯閉鎖を通常より強く行ってしまいます。
声帯の上方に強い力の狭めがあるのですから、下方にある径が細い声帯は生理的に強く閉鎖されます。
しかしこの方が、
高い声、
音色をつけた声が作りやすく感じるのです。
そして、声帯はこの過大な力に慣らされてゆきます。もはや、自然な少ない呼気だけで声帯を鳴らせず、意図的に
たくさん息を強く吐くようになります。
舌骨の固定を介しながら、過度な呼気、強い声帯閉鎖による発声運動が習慣化されます。
ここで問題なのは、発声障害の方は発声出だしに息を強く吐きすぎる傾向があることです。
言うなれば、呼気を調節する機能(息をゆっくり少しずつ長く吐く呼吸調節)が、発声運動と乖離してしまっているのです。
一音一音の音韻が明瞭に声になる発声運動と、呼気運動とが身体的に結びついていない、バラバラになっているということなのです。
これでは非常に身体的に負担が大きく、長時間話していると疲労してしまうのは当然です。
過緊張性発声障害も痙攣性発声障害も呼吸と発声の乖離と言う点では同じことが起こっています。
また、過緊張性発声障害も痙攣性発声障害も、発声の開始時に
舌の緊張、舌骨が過度にロック(固定)された状態が入り込んでしまうという点では同じです。
緊張性発声障害も痙攣性発声障害も、声帯自体には何の問題もないのですが、もはや少ない呼気と喉頭のロック無しでは鳴らせない筋指令が習慣化するのです。
発声運動開始とほぼ同時に
舌の緊張、あごを固める、舌骨を固める、という作業にひと手間介するような運動神経回路が癖づいてしまっているのです。
どうしてもこの舌の緊張、あごを固める、舌骨を固める、という作業のコントロールに削がれて、声帯振動の安定さがおろそかにならざるを得ないのは当然です。上の力の調節度によって声帯は強く閉まりすぎたり弱すぎたり、逆に開いてしまったりします。
初期ではこのやり方が高めの声がコントロールしやすく感じます。しかし、次第にこの舌の緊張、あごを固める、舌骨を固める、という面倒な作業を介した発声しているがゆえに、声帯閉鎖の状態が非常に不安定になっていくのです。
そして、「昔、自分がどんな風に発声していたか完全に忘れてしまった。」とみなさん口々におっしゃります。
そうです、脳はこの運動の仕方に完全に慣らされてしまっています。一つ一つボトムアップ式に自分のやり方を踏まえて声を出す、という習慣になっているのです。
逆に呼吸や、声帯のことや、ことばのことなど全く考えなくても良かったころは何がどうなっていたのでしょう?
それは、呼吸もそれぞれの発声器官の機能も
全てが同時にバランスよく、身体のどこにも力みなく並行して連動して起こっていて、声になっていたのです。
身体の余分な力みが無ければ、幼子のように何も考えずに声を生成できる運動能力がすでに私たちにはあるのですから。
発声障害に悩んでいる方、大丈夫です。
あなたが本当に発声障害を治したいと思っていて、
通常の言語能力と理解力があれば、
今の発声運動記憶を正しい方向へと書き換えることができます。
発声治療室レイクラブでは、分かりやすく誰もが理解できるように考えられたメソッドがあります。
実際、発声障害を劇的に改善できたすべての方々は、レイクラブメソッドを難しいと感じたか、の質問に「全然難しくなかった」と答えています。
まず、真に発声について正しく理解することが、脳のトップダウン式で身体へ運動指令できる近道です。
この際、身についてしまった悪い発声習慣など全て捨てて、発声障害に二度とならない確固たるやり方を習慣づけてしまいましょう。
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