痙攣性発声障害を治すためにやってはいけないこと
2016/04/15
痙攣性発声障害を治すためにやってはいけないこと
痙攣性発声障害や過緊張性発声障害に悩んでいる方で、
治りたいと思うなら、やってはいけないことを挙げます。
(また当教室に来校された方の質問等も含む)
これは、当発声治療室に来られた方々も、みなさんビックリしています。
なぜなら、今まで歴史ある大学病院やクリニック等の音声訓練等で、
これが良いとされてきたことも含んでいるからです。
1、高めの声で話す
声を高くしようと意識的に発声を工夫してきたこととで、発声器官に余分な力を加えて発声する悪習慣が身についてしまったのです。
発声障害のかたは 「低い声は人に悪い印象を与える」とおもいこんでいる方が多いです。
そんなことは決してないのです!
2、裏声で話す、裏声で歌う
裏声の練習をすることも、発声障害の方はかえって悪影響がでます。
地声の音域が狭いのに、裏声にしようとしたから、声帯に力みがはいるようになったのです。
「裏声を出せば声が出るようになる!などとうたう、〇〇式ボイストレーニング」は健常の声帯の方のための歌唱向きの練習法です。発声障害の方がやるとかえって弊害です。
3、発声しながら鼻に息を抜く
これは、痙攣性発声になりやすい傾向です。
無意識にしている方も意識的にしている方も
発声時に鼻へ息を抜くことで、気管から口腔までの声道に必要な空気圧力が逃げるため声帯が鳴りにくくなり、生理的に舌根や喉頭に狭めをつくる傾向ができるのです。
4、発声時に首に力を入れる
これは過緊張性発声の方に多く、筋トレなどをした男性に多く見られ、過度の呼気をせき止める癖になります。
5、発声時に息をたくさん吐く
発声障害の方は過度に声帯を閉めながら、呼気を吐きすぎる傾向になっています。
発声時の呼気はたくさん「フーフー」と吐くものではなく、
むしろとても優しく少ない息の量です。
病院等でやっている、お腹を膨らませたり引っ込ませたりする「呼吸法」は、本当の「腹式呼吸」でもなんでもありません。
これにより、発声時に、余分に息を吐きすぎる癖ができ、声帯が反射的に絞まるようになるのです。
そして呼吸だけ繰り返しても、実際の発声時には喉頭や舌根に力が入るので、発声練習の足しにもなりません。
6、「n:」「m:」などのハミングをする
「声の配置法」などと昔の人が名づけた方法ですが、正しく行わないとかえって弊害です。
鼻に空気が抜けさせているので、声帯を閉める原因になります。
これには、正しい方法でやれば、声帯振動と呼気圧の関係を形成するために効果はありますが、ただ無意味にやっても呼気が鼻に抜けてしまうだけで何も効果はありません。
しかしそれが分かっている訓練士は病院にはいません。
7.甲状軟骨Ⅱ型手術をする、ボツリヌス注射を打つ
医者もこれをしたら必ず治る!とは言い切っていませんし。臨床データーがほしいだけです。
処置したところで結局完治はしませんし、発声訓練をする前に、安易に声帯に手を加えると、二次的な副作用が必ず起こると覚悟してください。手を入れたら、二度と自分の元の声に戻れません。
後で後悔する人が多いことを知っておいてください。
発声障害の方のために考えられた、
正しいボイストレーニング をすることが、
結局、
元の自分の声に戻る一番確実な方法です。
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これは、当発声治療室に来られた方々も、みなさんビックリしています。
なぜなら、今まで歴史ある大学病院やクリニック等の音声訓練等で、
これが良いとされてきたことも含んでいるからです。
1、高めの声で話す
声を高くしようと意識的に発声を工夫してきたこととで、発声器官に余分な力を加えて発声する悪習慣が身についてしまったのです。
発声障害のかたは 「低い声は人に悪い印象を与える」とおもいこんでいる方が多いです。
そんなことは決してないのです!
2、裏声で話す、裏声で歌う
裏声の練習をすることも、発声障害の方はかえって悪影響がでます。
地声の音域が狭いのに、裏声にしようとしたから、声帯に力みがはいるようになったのです。
「裏声を出せば声が出るようになる!などとうたう、〇〇式ボイストレーニング」は健常の声帯の方のための歌唱向きの練習法です。発声障害の方がやるとかえって弊害です。
3、発声しながら鼻に息を抜く
これは、痙攣性発声になりやすい傾向です。
無意識にしている方も意識的にしている方も
発声時に鼻へ息を抜くことで、気管から口腔までの声道に必要な空気圧力が逃げるため声帯が鳴りにくくなり、生理的に舌根や喉頭に狭めをつくる傾向ができるのです。
4、発声時に首に力を入れる
これは過緊張性発声の方に多く、筋トレなどをした男性に多く見られ、過度の呼気をせき止める癖になります。
5、発声時に息をたくさん吐く
発声障害の方は過度に声帯を閉めながら、呼気を吐きすぎる傾向になっています。
発声時の呼気はたくさん「フーフー」と吐くものではなく、
むしろとても優しく少ない息の量です。
病院等でやっている、お腹を膨らませたり引っ込ませたりする「呼吸法」は、本当の「腹式呼吸」でもなんでもありません。
これにより、発声時に、余分に息を吐きすぎる癖ができ、声帯が反射的に絞まるようになるのです。
そして呼吸だけ繰り返しても、実際の発声時には喉頭や舌根に力が入るので、発声練習の足しにもなりません。
6、「n:」「m:」などのハミングをする
「声の配置法」などと昔の人が名づけた方法ですが、正しく行わないとかえって弊害です。
鼻に空気が抜けさせているので、声帯を閉める原因になります。
これには、正しい方法でやれば、声帯振動と呼気圧の関係を形成するために効果はありますが、ただ無意味にやっても呼気が鼻に抜けてしまうだけで何も効果はありません。
しかしそれが分かっている訓練士は病院にはいません。
7.甲状軟骨Ⅱ型手術をする、ボツリヌス注射を打つ
医者もこれをしたら必ず治る!とは言い切っていませんし。臨床データーがほしいだけです。
処置したところで結局完治はしませんし、発声訓練をする前に、安易に声帯に手を加えると、二次的な副作用が必ず起こると覚悟してください。手を入れたら、二度と自分の元の声に戻れません。
後で後悔する人が多いことを知っておいてください。
発声障害の方のために考えられた、
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元の自分の声に戻る一番確実な方法です。
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