もうワンランク上の声優・ナレーター・歌手としての「発声」を身に付けるには
2022/09/16
発声治療室レイクラブは、
生徒達によく言われることがあります。「今までのボイストレーニングスクールでやっていたことと違う」と。
確かに、当校でやっていることは、「通常のボイストレーニング」とは少々目の付け所が異なるかもしれません。
母音列を一音韻ずつずらしていったり、早口言葉のような滑舌練習、音階を半音階ずつずらしていくような
いわゆる「発声練習」と言われるような数々のお決まりの内容はやらないからです。
それよりも、もっと重要な「元」のところに目を向けています。
それは、「声の響き」のところです。
声を使った仕事をしている人ほど、根本的な「発声」の重要性に気づくのは当然のことです。
テレビ番組のレギュラーを複数持つ売れっ子ナレーターさんや、
メジャーなCM、公共交通機関で耳にする永久保存のナレーションを担当するナレーター、
帯のラジオ番組を持つアナウンサー、
日本主要都市のドームでのソロツアー公演をする第一線の声優達や、様々なジャンルの歌手なども
レイクラブの「発声」を学び、声の調子を整えたり、さらなる表現に生かしています。
第一線で活躍する一流の人たちには 共通する「声の響き」があります。
その声を聞いているひと全てが「心地よい」「透き通るような」、または「通りの良い」と感じるような印象です。
この「声の響き」は「結果」として生まれるものではありますが、良い「発声」なくして出てくるものではありません。
この一流の「声の響き」は、「もともと声が良いから」、「生まれ持った持ち声」とはまた別の、
「発声のテクニック」によって磨くことが出来るものです。
ですから、間違った発声の方向に進んでいくと、この「声の響き」は次第に失われ、さらには「声の自由度」を奪われていくことになります。
とにかく身体を使って頑張れば声は出るとばかりに、
どんどん「頑張る発声」の方向に進んでしまいがちです。「声の響き」に関して言えば、全くの逆なのです。
本当に逆説的なのですが「頑張らなければ頑張らないほど」、声の響きは良くなります。
もうワンランク上の、声優・ナレーター・歌手としての「発声」を身に付けたいと思いませんか?