声枯れが治らない、声が割れる二重性を治すならボイストレーニングを

体験レッスン予約・申込み

ブログ

声枯れが治らない、声が割れる二重声を治すならボイストレーニングを

2020/01/22

ひどい 声枯れ の後、声が元に戻らない、という症状を訴える若い女性がとても多く来校します。

ある一定の期間を経過しても声枯れが戻らない状態です。

声が割れて、ガラガラしたような感じの声質です。

しかも、

声のトーンが以前よりも低くなり、 話していていると身体的にキツイ、と感じるのです。

 

二重に割れているような声質になることを医学用語では 二重声(にじゅうせい) と言います。

「以前の自分の声じゃないこのダミ声を、何とかしたい」 と生徒さんは訴えるのです。 

 

風邪を引いている時声枯れを起こしているのに無理をして頑張って喋ったりすることで

この二重声の症状から抜け出せなくなることが多いのです。

 

風邪の治りかけや気管支炎の咳が長引いていることも原因になることがあります。

本来、声を絶対安静にしていることで声は戻るのですが、

この期間に無理をして声を使ったことで、声帯開閉に癖がついてしまうのです。

 

ここで、声質が以前と変化してしまったのにも関わらず、

耳鼻咽喉科に行って診察を受けたら、「声帯そのものは綺麗です」と言われたら

それは発声障害の疑いがあります。

 

この症状が引き起こされた原因に、発声障害 が根底に潜んでいることがあります。

声帯閉鎖度合いが生理的レベルよりも強い傾向の発声に素因があったのです。

これが元々あって声帯に炎症が起き、声枯れ が発症の表面化になる場合もあるのです。

 

一旦定着してしまった声帯閉鎖の癖、 「声が割れる症状」 をいかにして戻すのか。

非常に繊細な発声のアプローチが必要です。

今まで通り自分がしている発声では、なかなかそのループから抜け出せません。

自分なりのやり方では、その作動のさせ方がもう習慣づいてしまって、いくら繰り返しても同じになってしまうからです。

 

実は掲載しているイラストの通り、喉頭内にある声帯は、

作動性の方向が違う「からくり」のように動き、細かな筋が折り重なる構造になっています。

 

種類の異なる声帯の筋それらをバラバラに指令が出せるわけはなく、呼吸に対し「反射的に動く」性質のものです。

「やろう、やろう」とするとかえって出来ません。声帯を正しく作動させるように仕向けることが必要なのです。

一旦声帯本来の機能性を引き出すことが出来れば、正しい運動回路に戻る可能性は高くなるのです。

 

これは

反射的に動く声帯の作動性を知り尽くした 発声の専門家による発声のアプローチ によって出来ることです。

 

長引く声枯れ、声が割れたように響く二重声を、元の声質に近づけたいと思うなら、

先ずは発声治療室レイクラブの体験(\1000)を申し込みましょう。