発声改善ボイストレーニングで、声量アップと通る声になって仕事がスムーズになった
2020/01/08
群馬県在住のN君(21歳 男性)は、上水道の管理施設に勤務する職員さんです。
もうN君がレイクラブに来てからかれこれ4年近くになりますが、年々その真面目な仕事ぶりが評価され、
社会人として順調に昇進しています。
さっそくN君から嬉しい報告が。
「先日社内の大きな集まりでの発表の機会があったのですが、とても上手く話せました。昔の自分の発声だったら
とてもじゃないけど無理だったと思います。」
今現在のN君の声は「美声」と言ってよいほどの心地よい鳴りのある高めの声で、声量も決して小さ過ぎず、
ことばも聞き取りやすく、良い声の通りをしています。
声量も出てきたので、人前で話す時も自信が出てきたそうです。
しかし、4年前は
N君は出だしの声がつまる、声が出にくい、話しづらい、等の発声障害の症状を抱えていました。
また、特に「サ行」や「タ行」で舌先に強い力みがあるために子音の発音がひずむ、軽度の構音障害もありました。
上水道の施設内部は巨大な装置の稼働音があって、声がかき消され、普段よりも大きめの声を出さざるを得ません。
頑張って出している割に全く自分の声が人に届かない、というもどかしさに悩んでいた時、
当校の「DVD 痙攣性発声障害の方のためのボイストレーニング」を購入してくれました。
そして
DVDでのトレーニングで効果を実感したためすぐに無償のアフターケアレッスン2Hに来てくれたのです。
その後、年に2回、お盆と年末のお休みの帰省前にレイクラブのレッスンに立ち寄って、
現在の発声を見直し、声の調子を整えています。
確かに、4年前初めてN君がレイクラブに来た頃は、声が喉の奥にこもっていました。今と全然違っていました。
まるでのどの奥に蓋をされているかのような、くぐもった感じで締めつけ感の強い声質でした。
典型的な過緊張性発声障害の様相です。また、発声時に下顎や舌に強固なこわばりがあるのが見て取れるほどでした。
発声時に 下顎を緩める・舌を緩める ということはどういう状態かを繰り返し
トレーニングしました。
N君はそれを理解し日々意識していたとのことで、半年ごとのレッスンに来るたびに声が良くなってゆきました。
下顎や口唇の周りが硬い印象でしたが顔の表情も柔らかくなってゆくのが分かりました。
そして、今回もレッスン時に、さらなる発声時の「下顎の緩み」と「舌の緩み」をトレーニングしたところ、
さらに声量が増してきました。N君も
「ここまで声量が出せるなんて、自分でもビックリです。ここまで出せたら騒音のある職場でも全然大丈夫ですね。」
と、さらなる自分の発声の可能性を感じていました。
N君のように、自分の持っている声の可能性をどんどん広げてゆきたい方に対し、
レイクラブはどこまでも応えてゆきたいと思います。