発声障害が治る方法が分かるボイストレーニング「甲状軟骨形成手術をしなくて良かった」

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発声障害が治る方法が分かるボイストレーニング「甲状軟骨形成手術をしなくて良かった」

2019/12/14

発声障害を20代から発症し20年以上声の出にくさに苦しんできたという

写真Yさん(東京都 40代女性)は10代終わりの頃、

カラオケとお酒を提供するカウンターの接客の仕事をしていましたが、20代前半には 声のかすれを通り越し、ひどい声枯れのガラガラ声が日常的になり、

声質が変化したまま元の声に戻らなくなりました。それだけではなく、

話し始めの声のつまり声の途切れ

のどが絞まって話せなくなる 発声障害の症状が現れるようになりました。

 

「お客様にもっと低い声で歌って歌って!と言われて、無理してさらにわざと声を低くして歌っていたんです。それが良くなかったんですね。」

「お客様にはこの低い声とハスキー声がいいね、なんて言われてましたが

もう話すのが辛くて辛くて。」とYさん。

 

それから地元の耳鼻科、音声外来の病院などを転々とし、

音声訓練なども受けましたが全く効果なし。

さらに新宿にある某有名な音声クリニックで、

声帯へのボツリヌス注射を施しましたが、それにもほとんど声の変化は起こりませんでした。

とうとう、

医者に「もう手術しかないね」って言われました。ショックでしたが自分ももう、それしかないと思っていました。でも内心手術は嫌だったんです。」とYさんは言います。

それで何とか手術をしない方法はないものかとWeb検索にてレイクラブを見つけたのです。

 

現在、レイクラブのボイストレーニングを月1~2回のペースで1年近くになりますが、Yさんの声はかなり改善してきています。レッスン中に

「もっと早くにレイクラブを知ってボイストレーニングを受けたかったと思います。声のつまりはもうほとんどありません。本当に手術をしなくて良かった。でもあと声質だけもう少し戻せたら。」

と切実に彼女は言います。それでも最近は

「昔の私の声を知っている知人には、「すごく声良くなったね!」と驚かれるんですよ。旦那さんにも「笑う時と外食注文時の声が高くなったね」と言われます。」

とのことです。

 

事実、レッスン内でも通常の成人女性の声の高さのトーンが、頻繁に聞かれるようになってきました。

レイクラブに来た当初のYさんの声帯閉鎖は、長年の強く締まる癖がついて、声のトーンがあまりにも下がりすぎていたのです。言うなれば、

喉頭内の声帯ではないところまで閉まってしまう過緊張性発声障害と、

軟口蓋の開閉が逆位相になる痙攣性発声障害の混合された状態でした。

 

今現在、Yさんは痙攣性発声障害は治ったのですが過緊張性の声質が残存している状態。

 

「ここでレッスンすると2~3週間はとても調子がいいのですが、1か月以上日が空いてしまうと、また前の声質から抜け出せません。忙しくてまとまった練習時間が取れない時も、調子が下がりやすいです。」とYさん。

 

私は「日々のボイストレーニングはまとまった練習時間など確保しなくてもよいのです。

お風呂に入っているときなどリラックスしている時やちょっとした空き時間に、ふっと練習してみるだけでよいのです。」

とアドバイスしました。

 

長いことYさんは自分が話すといつも初対面の他人が驚くのが分かったといいます。     

確かに、その可愛らしい風貌とギャップのある声質は、彼女本来の声質ではないのです。

 

Yさんの持ち前の明るい性格と素敵な笑顔に合った声質になる日が近いことを、

私はイメージしています。