挨拶の時「出だしの声が出にくい」と感じるのは発声を見直そう

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発声障害は挨拶時「出だしの声が出ない」と感じる

2019/12/09

発声障害は挨拶時「出だしの声が出ない」と感じる

発声障害は、接客やテレアポなど、声を長時間出さなければならない仕事や、

大きな声を多く使う職業の方が発症しやすい障害です。

電話が多い職場や、対人に緊張を強いられる窓口業務に携わっている方もしかりです。

 

接客のお仕事をしている方が絶対言わなくてはならない挨拶・定型文があります。

「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」「お待たせしました」などはみな母音で始まる文章です。

また「お疲れ様です」や「お電話ありがとうございます」なども母音始まりです。

この決まり文句を言う際、出だしが言いにくい、と感じるなら要注意です。

また、さらにその言いにくさをカバーして、ハッキリ言おうと少し努力してきた場合、さらに

発声障害の危険性は高まっています。

 

この言いにくさをカバーしようと

沢山息を吸ってから、息を多く吐きだしながら言ったり

お腹に力を入れたり、

喉頭そのものに力を入れたりしていると、より声帯閉鎖に余分な運動を加えてしまいます。

ほんのわずかな身体の準備によって声帯そのものは確実に強く閉まりすぎてしまいます。

「ハッキリ言わなければ」という思いが強いかたほど、発声障害のリスクは高まります。

 

「自分の声を印象良くしよう」という思いや、

「自分の声は低い(または高い)」

「自分の声を変えたい」などと思っているかた

そういった思い込みがあると、自分の生理的な声帯の高さと合ってない声の高さを出していることもあります。

発声の専門家に聴いてもらうことをお勧めします。

 

また、心の緊張が無意識に「舌の力み」や「下顎の力み」につながることもあります。

この「舌の力み」や「下顎の力み」があると、喉頭に力みを加え、声帯を強く締めてしまう原因となることもあります。

意識的に声の高さを変えようとした覚えが全くない、という方で、小さいころから「声が出しにくいと」感じたことが

ある場合などはこの無意識の「舌の力み」「下顎の力み」を疑ったほうがよいでしょう。

 

顎関節症がある方、大人になってから歯科矯正を行った場合も発声障害のリスクは高いと言えます。

決して発声障害は心理的なものだけが原因ではないのです。

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