DVD購入後の特典「2時間無償レッスンに」来てよかった!就活へ向けて自信を
2019/11/01
昨日は、東京・中野のレイクラブのスタジオに男子大学生が2人もレッスンに来ました。
一人は大学4年生(神奈川県在住)で、すでに就職が決まっているN君。
もう一人は、これから就活を始めたい大学3年生(京都府在住)のH君です。
N君は来年4月入社までに「電話応答での声の出づらさ・早口症を治したい」という希望です。
N君は 吃音様 の症状があり、
アルバイトでの電話応答の時に、早口になってことばが滑ってゆき、話しにくくなる症状があるということです。
少しでも就職前に解決の糸口をしっかり掴んでおきたいという熱意で来月から本格レッスンを開始することになりました。
H君は、「痙攣性発声障害の方のためのボイストレーニングDVD」を購入後の特典、
「アフターケアレッスン2時間無償」に来られた方でした。
深夜バスでわざわざ来てくれた京都にある大学の、現在大学3年生です。
H君は「発声時にいつも力みを感じる」「舌がスムーズに動かない、人から舌足らずと言われる」「声量が出せない」
「たくさん声を使うとすぐに声が枯れてしまう」とこれらについてメールにて症状を事前に詳しく教えてくれていました。
そして、
「これから本格的に就職活動をしたいのですが、声の不安要素があるために自信が持てない」と切実に訴えていました。
遠方在住の方なのでオンラインレッスンを勧めましたが、
「直接対面でトレーニングを受けたい」という強い希望で実際に来られたのでした。
H君は、元々声を出すことが大好きで、大学に入学して放送部に入ったほどでしたが、
最近は「声の出づらさ」を強く感じるようになり、話すことに対して次第に「自信がなくなった」と言います。
検査してみると、やはり「舌の力み」が顕著でした。
喋りづらさの原因は「舌の力み」がほとんどなのです。
そしてその舌の力みによって「軟口蓋が力みやすくなる」ことがさらに拍車をかけるのです。
舌尖がとても強力に力んで細く尖り、舌前方上面にくぼみが出来る典型的な舌の力みの形をしていました。
先ずは 舌の形を整えるトレーニング から開始。これにより舌の力の入り方を変えます。
H君は始め苦戦していましたが、これをクリアー。
「舌根弛緩止気発声法(ぜっこんしかんしきはっせいほう)」? のポイントを口頭で伝えてゆきます。
そしてH君はこれもクリアー。初めの 舌の力み を取り除くと、とんとん拍子にトレーニング段階が進んでゆきました。
声帯そのもののへ掛かる力が無くなったので、もっと喉頭(声帯)を緩めて、声帯を鳴らす 感覚を引き出す
トレーニングも行ってゆきました。
さらに、舌の口内に入る角度を変えるトレーニングをすると、舌が完全に発声器官の共同運動化から分離出来るようになりました。
これにより 構音(舌の子音の作り方) が非常に良くなり、滑舌がクリアーになり声量も出てきました。
H君自身が「ビックリするくらい話しやすいです!」と驚いています。
「ちゃんと話せている感じがします、この感覚が本来の感覚ですよね」と、H君は喜々として本来の機能性を存分に発揮できるようになりました。彼の持つアナウンサーのような美声と声量、滑舌の良さが出てきました。
H君は帰り際「京都から来た甲斐がありました!本当に来てよかったです!」と嬉しそうでした。
そしてさらに、帰り道の道中からでしょうか、
「先ほどのレッスンありがとうございました!」というタイトルのメールが来ました。それには
「先ほどのレッスンの中で、ずっと悩んでいたことの原因が一つ一つ改善されていく感覚が楽しく、本当に嬉しかったです。ありがとうございました!」
と書いてありました。私も非常に嬉しくなり、
「自信をもって大丈夫ですよ!」と返信しました。きっと就活がうまくいくことでしょう。