たった5回のレッスンで発声が変わったのを実感できた

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たった5回のレッスンで発声が変わったのを実感できた

2019/10/03

発声障害が5回のレッスンで改善

画家でペインティングアーティストのT・Hさん(20代・女性・東京都)は、地元富山で学童期を過ごしていました。そして中学校2年生から「声の出しづらさ」を感じていたといいます。

「国語の授業で順番に音読が回ってきたときなどは、もう恐怖でした。声が震え、それをどうにか止めようしても抑えられませんでした。声を出すのがずっとこわかったです。」

とHさんはカウンセリング時に話してくれました。

「気持ちよく話せるようになりたいです。」

いざ話そうとすると、のどがひどく絞まる感覚があり、声がつまったりすることも多いとのことで発声障害の典型的な症状が見られました。

実際、Hさんの声は力んだ喉頭から押し出すような印象で、

声量も小さく、のどの奥にこもっていました。

 

体験レッスンでまずは、舌の形状を矯正するトレーニング。

Hさんも発声障害特有の舌の力みが見られました。

ギュッと中央に寄った形になり、舌の前方に力みが集中している舌の形を正すことから入ります。

 

舌は筋肉そのものであり、力の入れ癖が本人にも普通になっているため、

なかなか力みがあることが自覚できません。

その舌を、少し形状を変えていくトレーニングをすることで、

今までと違った舌への力の伝え方が出来るようになるのです。

これは舌の前方から中央部分に集中する力を分散させるのが目的なのです。

なぜなら、舌の中央部分の付け根(舌根)は、直接喉頭中央に連結しているからです。

これが下方の声帯に影響を及ぼしているのです。

 

最初は難儀していましたが、Hさんはマスターし、劇的に舌の中央の力みを抜くことに成功しました。そして、その舌の真ん中を緩ませながら発声する(「舌根弛緩止気発声法🄬)を、体験レッスンでつかんでしまいました。

この時、「声を出そう」とするのではなく、「うなる」イコール「声になる」、という感覚を掴むことが重要です。

Hさんは、ボイストレーニングの経験がないことが幸いして、とても素直にリラックスしてこちらの指導に沿って行ったので、この感覚を掴むことが出来ました。

 

そして、入会後の本レッスンの1回目に来たときには、体験レッスンでの内容を復習してきたとのことで、私もビックリするくらいのどが開いてきました。

Hさんは「のどの奥がとても広くなった感じがして、自分でも声が大きく聞こえます。」

続く2回、3回めのレッスンを1~2週間間隔で通い、来るたびに

1回1回のレッスン内容をとても大事に自宅で復習して身体感覚に覚えさせてきたHさん。レッスン中も

正しく声が出てる時の感覚が分かってきました!気持ちいいいですね!」と、

とても素敵な笑顔を見せてくれます。

しかし、日常生活に戻り、騒がしい場所での会話などでは、まだまだ声がつまる時もあるとのことでした。

さらに5回目のレッスンの時には、今までの声のトーン(高さ)で普通に話している時も、

声が口腔に来ていて、のどの奥にこもらずに声が通るようになっていました。

 

「人前で気持ちよくスピーチできるようになりたいです!」

とHさんは、さらなる声の可能性を広げるために、ボイストレーニングを続けています。

 

幼いころから声を出すことに違和感があったHさんですが、

そんな自分に向き合い行動に移すことで

自分の本当の声、発声を発見することが出来ました。

 

現在、絵画のコンペティションに向けて大きな油絵を制作中とのことで、

自分のやりたいことに邁進中です。