側音化構音「き」の音のひずみ、気になりませんか?
2019/06/13
「き」、「ぎ」、「げ」などの音が、話していて他の人と違うかも、と思ったことはありませんか?
それは「側音化構音(そくおんかこうおん)」になっているのです。
これは、舌の力みによって、声と息が舌の中央を通らずに頬側を通るために起こります。よって 側音化 といいます。
他の発音がほどんど正しく口内で響いているのに対し、その音だけ明らかに 音が異なっているのが
ご自分でも分かると思います。
学童時や学生の頃から自分でも気づいていた、という人は多いのですが、それをどう直していいかを教えてもらわずに
大人になっているので、その発音の仕方が習慣化されてしまっています。
これは自分は 舌の力が弱いからだ と思っている方が多いのですが、むしろ逆です。
舌が力んだ状態で発音しているのです。それが普通になっているので、力が入っていることなど初めは分からないのは当然のことです。
またこの時 ただ舌の力を抜け、といわれてもどうしたらよいのかわからないと思います。
発音時の「舌の力の抜き方」は、とてもコツが必要なのです。
実は 構音のひずみ の原因には、その前段階の 母音の発声に原因があることが多いのです。
特に「い」の母音 は舌に力みが入りやすいのです。
通常 舌の前方がふわりと上方に上がった舌の形が「い」の母音の形なのですが、
舌の前方の力みがあることによって 舌の横側を支点にして強く「い」を発音してしまう のです。
これは 両側 に起こることもあれば、 片側のみに力が入っていることもあります。
それは
顎の力み とも関係しているのです。
顎を狭く固定させたほうが舌の力が出しやすいので、自然と顎を狭く固定している傾向があります。
これによりますます 舌の根元(舌根)・舌の前方 が 口内でふわっと上がりにくくなります。
このように、発音時に「舌が力みやすい」方は 実は様々な要因が関係しているのです。
レイクラブは、医学的根拠をもとに、普通のボイストレーニング教室にはないアプローチによって
根本から改善する方法でボイストレーニングを行います。
付け焼刃でないその先ずっと活用していける技術を身に着けたほうが、その人のためになります。
この先一生、自分の声と向き合っていかなければならないのなら、根本から改善できるよう
少しの期間取り組んでみても惜しくはないと思います。
レイクラブに「発音矯正」「構音障害」の目的 でいらっしゃった生徒さんは
最終的には 発声そのものが良くなっています。
よって結果的に 通る声、聞こえやすい声、言葉の明瞭度 が上がるのです。
側音化構音(そくおんかこうおん)が気になる方、本気で治したい方は
まずは
体験レッスン(1時間/\1000)をお申込みください。