発声を改善したら高音域がラクに歌えるようになった
2018/10/17
発声を改善したら高音域がラクに歌えるようになった

発声を根本から改善すると、
声域が拡大し、
高音域が特にラクに出るようになります。
勿論、低音域も広がります。
また音程の跳躍が、これまでよりもラクに滑らかに動けるようになります。
そして音程がラクになる分、歌の歌詞も言いやすくなり、ことばが明瞭になり声がこもらなくなります。歌唱のレベルが格段にアップするのです。
歌唱での発声改善で最も大事なのは、実に、
「舌の力み」を抜く事なのです。
また、舌に力が入らないようにするためには、音程の移行時に
「真に下顎を緩ませておけるか」
にかかっているのです。
舌と下顎に力が入っている状態で、
いくら沢山息を吐きながら声帯を強く閉めて高音が出たとしても、初期段階ではそれで良いかも知れません。
しかし、声帯と息と音程の一致バランスはいつまでたっても構築出来ません。
普通よくある歌唱系のボイストレーニング教室では、舌に力を入れさせない発声の土台を作っていくことにあまりアプローチしません。
よく俗世間的に思われている、
口を大きく開けろ、
息を吐きながら、
腹に力を入れろ、
と教えます。
気合いが足りない、腹から声を出せば出る、とばかりに身体に力を入れさせる始末です。
舌や顎に力が入った状態で声帯を強く閉めて鳴らしている状態を、「いい声だ」と勘違いしてしまうのです。
先生が力が入っている状態を見過ごしてしまうので、生徒はこれでいいのだとひたすら頑張ってしまうのです。
経験を積んでも
次第に舌や顎に力が入りこんでくると
音程はひたすら力ずくで取ることになり、伸び悩んでしまうことが多いのです。
本日の生徒インタビュー、
Aさん(静岡県 30代女性)です。
AさんはロックやR&B系の歌が大好きで、
地元のボイストレーニング教室で研鑽を積んできました。
かなり高音域の洋楽等を歌ってきたし、ライブハウスでも数多く歌ってきた経験があります。
しかし、最近は高音が出にくくなってきたのに加え、
声がすぐに疲労するためワンコーラス歌いきれない、
また、
声がこもり、歌詞が不明瞭、
どうしたものかとレイクラブにいらっしゃいました。
カウンセリングにてAさんの歌い方を拝見いたしました。
Aさんは下顎の力みが半端ない状態に入っていました。また、
舌が力み過ぎて、本来、口中の在るべき高さから下方向に下がりすぎていることがすぐ聞いて分かりました。
舌が力んで下がり過ぎているために、
軟口蓋も下がるため、口腔への出口が塞がれてしまうため声が口腔に来ません。これでは、声がこもる訳です。
実はこの状態、歌唱系をやっている経験者でも非常に多い症状です。そのまま、発声障害に陥ることもあります。
軟口蓋が力みやすいと、軟口蓋は下がりやすくなります。
咽頭の力が、下方向の喉頭にかかってしまうのです。喉頭に力がかかっていたら、声帯は自動的に強く閉まります。
舌の力みが軟口蓋の力みを誘引し、
声帯の閉めすぎを起こしているのです。
咽頭(のどちんこ周りの筋膜)の力と、
喉頭にかかっている力、
この上からかかってくる2つの力に対抗しながら声帯を作動するには、
声帯はさらに強く閉鎖するしかなくなります。
このように音程を力ずくで取っていると、声枯れを起こすことが頻繁に起こるようになります。
まずはAさん下顎の力みが抜けるように、
とにかく下顎を大きく開けなくてよいから、
むしろほとんど開けないようにして、
確実に緩ませながら注意して行います。
それに伴い、
舌の力みが入り込まないように音程が出るようにしていきます。
それはどう行うかというと、
ほとんど音の上がり下がりを、
うなりながらずりあげるようなの推移の仕方で行います。
これは、
舌根弛緩止気発声法の
音の高さ移動のメソッドを用います。
すると、
音程の移行または跳躍が、
力ずくではなく、これまでよりも数倍ラクに滑らかに動けるようになってきました。
さらに、
舌根弛緩止気発声法の
母音の移行をプラスしていきます。
声のみを鳴らしながら、
舌や顎をあえてなるべく動かさないで母音を変化できるようにするのです。そのくらい最小の舌の動きで母音は変化できるのです。
Aさんは、舌を後方に引く「お」と、
顎を緩ませる「あ」の母音が特に力み過ぎているのが明らかでした。
Aさんは言いました。
「いつも男性の先生に、口を大きく開けろ、開けろ!と言われるのですが、口を開けないでもこんなにラクに出るのですね。
それに、喉を下げろとも言われるので、舌が力んで下がってしまっていたのですね。」
私は、
「口を大きく開けてしまうと顎や舌に力がかかりやすくなります。また喉頭や下顎は緩ませますが、
舌の奥の高さは下がりすぎないほうがいいのです。」
と言いました。
実はこの「口を大きく開ける」事は
ほとんどの歌唱系の教室で言われていることですが、
真の下顎の緩みが出来ていない人には弊害なのです。口を大きく開けると下顎に力が入りやすくなる場合もあります。
また、
「喉を下げる」事が「喉を広げる」事
のように思われがちですが、全く違います。
舌を喉の奥に引き下げることをしてしまうのです。
喉頭そのものは意図的に「下げよう」としても、または「上げよう」としても力みます。真に脱力していることがベストです。
この間違った俗説によって、発声障害に向かってしまうと言っても過言ではありません。
Aさんは徐々に中音域から高音域へと
音の高さの推移が軽々とできるようになり、
声区のチェンジも以前よりもスムーズに繋がるようになりました。
そして、音の跳躍も軽々とできるようになったことで声の透明度も増してきました。
舌に全く力みが無いので舌がよく上がれるようになったのです。
ゆえに歌詞楽々入る余裕が出てきました。
ことばの明瞭度も上がりました。声はこもっていません。
何とAさんは、上のF(ファ)の高さも楽々地声で出ます。女性人気シンガーのSuperflyの歌も楽々歌えるようになってきました。
Aさん自身が驚いてしまうほどです。
「こんなにラクに歌えるなんて、今までありませんでした!めっちゃくちゃ気持ちいいです!」
Aさんの歌唱は、さらにパワフルに、しかも伸びやかに聞こえ、レッスン中ひそかに私は感動してしまうほどです。
歌唱のレベルも、発声を根本から見直すことで
さらに上を目指すことができます。
自分の歌の発声に疑問を感じるなら、
必ず舌の力みや下顎の力みがあるのです。
息の吐きすぎや声帯の閉めすぎがあるのです。
そういった力みがないときに、本当の意味で「息と声が一致」するので、音程がよくなっていくのです。
体験レッスンは¥1000のみ
公式ホームページ http://reivoitre.jp
内の予約フォーマットよりお名前と、希望日時をメールをください。(直接の電話はつながりにくくなっております)
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また音程の跳躍が、これまでよりもラクに滑らかに動けるようになります。
そして音程がラクになる分、歌の歌詞も言いやすくなり、ことばが明瞭になり声がこもらなくなります。歌唱のレベルが格段にアップするのです。
歌唱での発声改善で最も大事なのは、実に、
「舌の力み」を抜く事なのです。
また、舌に力が入らないようにするためには、音程の移行時に
「真に下顎を緩ませておけるか」
にかかっているのです。
舌と下顎に力が入っている状態で、
いくら沢山息を吐きながら声帯を強く閉めて高音が出たとしても、初期段階ではそれで良いかも知れません。
しかし、声帯と息と音程の一致バランスはいつまでたっても構築出来ません。
普通よくある歌唱系のボイストレーニング教室では、舌に力を入れさせない発声の土台を作っていくことにあまりアプローチしません。
よく俗世間的に思われている、
口を大きく開けろ、
息を吐きながら、
腹に力を入れろ、
と教えます。
気合いが足りない、腹から声を出せば出る、とばかりに身体に力を入れさせる始末です。
舌や顎に力が入った状態で声帯を強く閉めて鳴らしている状態を、「いい声だ」と勘違いしてしまうのです。
先生が力が入っている状態を見過ごしてしまうので、生徒はこれでいいのだとひたすら頑張ってしまうのです。
経験を積んでも
次第に舌や顎に力が入りこんでくると
音程はひたすら力ずくで取ることになり、伸び悩んでしまうことが多いのです。
本日の生徒インタビュー、
Aさん(静岡県 30代女性)です。
AさんはロックやR&B系の歌が大好きで、
地元のボイストレーニング教室で研鑽を積んできました。
かなり高音域の洋楽等を歌ってきたし、ライブハウスでも数多く歌ってきた経験があります。
しかし、最近は高音が出にくくなってきたのに加え、
声がすぐに疲労するためワンコーラス歌いきれない、
また、
声がこもり、歌詞が不明瞭、
どうしたものかとレイクラブにいらっしゃいました。
カウンセリングにてAさんの歌い方を拝見いたしました。
Aさんは下顎の力みが半端ない状態に入っていました。また、
舌が力み過ぎて、本来、口中の在るべき高さから下方向に下がりすぎていることがすぐ聞いて分かりました。
舌が力んで下がり過ぎているために、
軟口蓋も下がるため、口腔への出口が塞がれてしまうため声が口腔に来ません。これでは、声がこもる訳です。
実はこの状態、歌唱系をやっている経験者でも非常に多い症状です。そのまま、発声障害に陥ることもあります。
軟口蓋が力みやすいと、軟口蓋は下がりやすくなります。
咽頭の力が、下方向の喉頭にかかってしまうのです。喉頭に力がかかっていたら、声帯は自動的に強く閉まります。
舌の力みが軟口蓋の力みを誘引し、
声帯の閉めすぎを起こしているのです。
咽頭(のどちんこ周りの筋膜)の力と、
喉頭にかかっている力、
この上からかかってくる2つの力に対抗しながら声帯を作動するには、
声帯はさらに強く閉鎖するしかなくなります。
このように音程を力ずくで取っていると、声枯れを起こすことが頻繁に起こるようになります。
まずはAさん下顎の力みが抜けるように、
とにかく下顎を大きく開けなくてよいから、
むしろほとんど開けないようにして、
確実に緩ませながら注意して行います。
それに伴い、
舌の力みが入り込まないように音程が出るようにしていきます。
それはどう行うかというと、
ほとんど音の上がり下がりを、
うなりながらずりあげるようなの推移の仕方で行います。
これは、
舌根弛緩止気発声法の
音の高さ移動のメソッドを用います。
すると、
音程の移行または跳躍が、
力ずくではなく、これまでよりも数倍ラクに滑らかに動けるようになってきました。
さらに、
舌根弛緩止気発声法の
母音の移行をプラスしていきます。
声のみを鳴らしながら、
舌や顎をあえてなるべく動かさないで母音を変化できるようにするのです。そのくらい最小の舌の動きで母音は変化できるのです。
Aさんは、舌を後方に引く「お」と、
顎を緩ませる「あ」の母音が特に力み過ぎているのが明らかでした。
Aさんは言いました。
「いつも男性の先生に、口を大きく開けろ、開けろ!と言われるのですが、口を開けないでもこんなにラクに出るのですね。
それに、喉を下げろとも言われるので、舌が力んで下がってしまっていたのですね。」
私は、
「口を大きく開けてしまうと顎や舌に力がかかりやすくなります。また喉頭や下顎は緩ませますが、
舌の奥の高さは下がりすぎないほうがいいのです。」
と言いました。
実はこの「口を大きく開ける」事は
ほとんどの歌唱系の教室で言われていることですが、
真の下顎の緩みが出来ていない人には弊害なのです。口を大きく開けると下顎に力が入りやすくなる場合もあります。
また、
「喉を下げる」事が「喉を広げる」事
のように思われがちですが、全く違います。
舌を喉の奥に引き下げることをしてしまうのです。
喉頭そのものは意図的に「下げよう」としても、または「上げよう」としても力みます。真に脱力していることがベストです。
この間違った俗説によって、発声障害に向かってしまうと言っても過言ではありません。
Aさんは徐々に中音域から高音域へと
音の高さの推移が軽々とできるようになり、
声区のチェンジも以前よりもスムーズに繋がるようになりました。
そして、音の跳躍も軽々とできるようになったことで声の透明度も増してきました。
舌に全く力みが無いので舌がよく上がれるようになったのです。
ゆえに歌詞楽々入る余裕が出てきました。
ことばの明瞭度も上がりました。声はこもっていません。
何とAさんは、上のF(ファ)の高さも楽々地声で出ます。女性人気シンガーのSuperflyの歌も楽々歌えるようになってきました。
Aさん自身が驚いてしまうほどです。
「こんなにラクに歌えるなんて、今までありませんでした!めっちゃくちゃ気持ちいいです!」
Aさんの歌唱は、さらにパワフルに、しかも伸びやかに聞こえ、レッスン中ひそかに私は感動してしまうほどです。
歌唱のレベルも、発声を根本から見直すことで
さらに上を目指すことができます。
自分の歌の発声に疑問を感じるなら、
必ず舌の力みや下顎の力みがあるのです。
息の吐きすぎや声帯の閉めすぎがあるのです。
そういった力みがないときに、本当の意味で「息と声が一致」するので、音程がよくなっていくのです。
体験レッスンは¥1000のみ
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