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痙攣性発声障害が手術せずにボイトレで治った

2017/09/29

痙攣性発声障害が手術せずにボイトレで治った

痙攣性発声障害が手術せずにボイトレで治った
生徒インタビュー、
今回はAさん(神奈川県 20代 女性) です。

Aさんは、大手百貨店に努めるビジネスウーマン。

受付嬢としての接客から館内放送のアナウンス、
社内の研修講師や電話応対、などなど様々な業務をこなす中、

出だしの声がつまる、話しの途中でのどが絞まる、
声が震える、声が出づらい などの症状が出始めたと言います。

特に、館内放送のアナウンス時、


出だしの第一声がスムーズに出ない症状が重くなり、仕事に支障を来たすようになってしまったのです。

そこでAさんは耳鼻科に行き、声帯そのものにポリープや結節が無いことを確認してから、

発声障害と言う認識を得たのです。

そして

発声治療室レイクラブでの


発声治療的ボイストレーニングで治すことを選びました。

「ボツリヌス注射や手術には抵抗がありました。
手術しても完治はしないし弊害も大きいということをネットでも見ていたので
ボイストレーニングで治せるのなら治したいと思いました。」とAさん。

7か月前レイクラブに来た当初のAさんの状態は
短かいセンテンスの会話なら声のつまりはそれほど目立たないのですが、

少し長めのフレーズになったり、いざ文章を音読しようとするときに第一声の声のつまり、のどの締め付けが重度に出て声が途切れます。

少し長めの文になったり、決められた文を音読するとなると、

身体的な力みのスイッチが入り、急に流暢さが無くなってしまうのです。

これは、痙攣性発声障害や過緊張性発声の方に
典型的に見られる症状です。

まずカウンセリングにて見られたことは

典型的な
舌の力み です。

舌が舌の歯列の間に深く埋め込まれ、

細く前に付きだすような形状になります。特にサ行では歯間音のように歯の間に少し舌先が見えます。

そして


頸部の力み です。首裏を狭くギュッと縮める動きが、言いにくい発声時に必ず見られました。

そして


顎の力み です。

Aさんは、口を開けて笑顔で音読するということを強制的に教育されてきたのです。
そのため口を横に引いた状態で、下顎がロックされていたのです。

これは接客やOLに多く見られます。
笑顔で話す、ことが やがて 下顎の力みになってしまうのです。

こういった 
発声時にあらゆる身体的力みがリンクされ、

声帯運動と複数の器官(顎や舌、頸部や顔面筋)が
共同運動化
されてしまうのです。

生理的な声帯機能を随意的な力みでコントロールし
最初は全て制御できているように感じますが、

次第にこの共同運動化のために筋指令がどんどん増強されていきます。
 

「力み」の負のスパイラル へと
はまりこんでしまうのが発声障害です。

「咽頭ジストニア」 、「痙攣性発声障害」
などという病名が付いているので誤解されやすいのですが、

決して声帯が「痙攣」しているのではありません。

余りにも過剰な様々な筋指令の余波が声帯へかかり、
拮抗するために 「痙攣して」 見えるのです。

様々な発声器官の力みが本来の声帯の機能をブロックする方向に作動する、それをまた力づくで動かそう、と頑張る、その相反する「拮抗した力」により、

本来の声帯の、ほとんど目に見えないような波動運動するなめらかな声帯運動が得られなくなるのです。

Aさんにも まず 「
舌根弛緩止気発声法」による
声帯本来の生理的機能性を取り戻すメソッドを行いました。

そして、

頸部、下アゴの力みを発声時に加えないようにしていくことで、かなり回復してきました。

Aさんは、月2回のレッスンペースで3か月を過ぎたころから徐々に電話応対が出来るようになり、
アナウンスも回数を制限してチャレンジできるようになってきました。

しかしながら、まだ確実でないのです。レッスン内でも
第一声の出だしも成功したり、しなかったり の繰り返しでした。

そこで私は 更なる「下顎のゆるみ」の必要性を感じ、徹底して「下顎を緩める」メソッドを行いました。

すると2週間後、Aさんは言いました。

「先生、先生のおっしゃる「下顎の緩め」というのがようやく分かってきました。今までも緩めたつもりだったのですが、まだまだ力んでいたんですね。ここまで緩ませていいんだって。それが分かって本当に声が元に戻ってきました。」

そうです、下顎と言うのは本当に力みやすく
無意識に力の入っているもので、
顎関節が狭く固定され、固定されていることが、
もはや普通になっているほどなのです。

その
下顎の力みが、
喉頭を支えている筋群である
「舌骨上筋群」や「舌骨下筋群」を作動させる原因なのです。

そして「喉頭の固定」を原動力にすることで
声帯を強く閉鎖しているのです。

確かに、Aさんがさらなる「下顎の緩めの必要性」に自分で気付いてから、劇的に改善していることが分かりました。

第一声のつまりが無くなったのです!

レッスン内でもさらに、下顎を緩め、

舌本体の緩みをキープしながら発声することを繰り返し行ったところ、ほぼ完治レベルの流暢性を確実にキープできるようになりました。

Aさんと私は、目を丸くして顔を見合わせ

「やったやった!」とお互いに喜び合いました。

元々の美しい美声のAさんは

「もっともっと良くなる気がするのでレッスンを続けます。職場でも実勢出来るように意識してみます!」

と満面の微笑みです。

Aさんは、自分の発声の悪習慣に気付くことで
確実に本来の発声機能性が戻ってきました。

咽頭ジストニア や痙攣性発声障害、または過緊張性発声も全ては発声時に加えてきた過剰な力みが原因です。 


発声の悪習慣が原因です

これに本気に向き合う勇気を持ち、トレーニングすることで、必ず生理的な機能性は回復します。
本来の発声の機能性が失われているわけではないのですから。

カウンセリング&体験 1時間1000円です。

お申し込みは発声治療室レイクラブ公式HP

http://www.reivoitre.jp/

「体験レッスンお申込みフォーマット」
より希望の日時の候補を挙げてください。
こちらから必ず折り返します。

注: お電話はレッスン中のためつながらないことが多いため、メールのほうが確実です。































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